通信制高校の授業内容は?|科目は全日制と同じ。違うのは学び方【2026】

通信制高校の授業は、どんな内容なのか。毎日教室で授業を受けるわけではないと聞くと、「何を、どうやって勉強するのか」「全日制より簡単なのか」「テストはあるのか」が分からず、不安になると思います。

先に結論を書きます。通信制高校で学ぶ教科・科目は、全日制と同じ高等学校学習指導要領で決まっています。違うのは学び方で、教室での毎日の授業の代わりに、レポート(添削指導)・スクーリング(面接指導)・試験の3つで単位を取ります。国語や数学は1単位あたりレポート3回・スクーリング1単位時間(50分)、理科や英語はスクーリングが4単位時間というように、科目ごとに量の標準まで決まっています。

この記事は、高等学校通信教育規程(e-Gov)、高等学校学習指導要領解説 総則編、文部科学省「令和7年度 通信制高等学校実態調査」、公立の通信制高校3校(島根県立宍道・東京都立新宿山吹・埼玉県立大宮中央)の公式の学習案内と年間行事予定表を、2026年9月27日に実際に開いて確認した内容で書いています。確認できなかったことは、確認できなかったと書きます。

教科書とレポートだけの学び方に不安がある場合や、もっと自分らしい高校生活を探している場合は、オンラインという選択肢もあります。NIJIN高等学院(ニジ高)は「オンラインで最高の青春を」を掲げる通信制高校サポート校で、全国の仲間とオンラインでつながり、企業や地域と関わるプロジェクトや、生徒が自分たちで企画する行事に挑戦できます。カメラやマイクをオフにしてチャットだけで参加するところから始められ、全国にNIJINアカデミー(ニジ高はその高等部)のリアルの教室があり、リアルでの通学もご検討いただけます。ニジ高は高校ではないため、卒業資格は提携する通信制高校で取り、その高校のスクーリングには参加が必要です。どんな学校なのかは、校長・星野達郎のYouTubeでも見られます。

目次

結論:通信制高校の授業内容と科目の早見

  • 学ぶ教科・科目は全日制と同じです。国語・数学・英語・理科・社会(地理歴史・公民)・保健体育・芸術・家庭・情報を、同じ学習指導要領に沿って学びます。
  • 全員が履修する必履修科目は、最も少なく組んで35単位(文部科学省の学習指導要領解説)。これに総合的な探究の時間(3〜6単位)と選択科目を足し、74単位以上を修得すると卒業の条件の1つを満たします。
  • 授業にあたるのは、レポート・スクーリング・試験の3つです(高等学校通信教育規程第2条)。教室で毎日ある「授業」は、原則として行われません。
  • 1単位あたりの標準は、国語・数学などがレポート3回・スクーリング1単位時間、理科・芸術・英語がレポート3回・スクーリング4単位時間、体育がレポート1回・スクーリング5単位時間です。
  • テストは定期テストの代わりに単位認定試験があります。公立3校で確かめると、前期・後期の年2回の学校と、1月の学年末に1回の学校がありました。
  • レポートをオンラインだけで出せる学校は、現代の国語で323校中83校。紙だけの学校が206校で最も多い状態です(令和7年度実態調査)。
  • 一人で進めるのが不安なときは、オンライン中心のサポート校(NIJIN高等学院など)で、在籍する通信制高校の学習を支えてもらう方法もあります。
オンラインで学ぶNIJIN高等学院の生徒

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学ぶ科目は全日制と同じ学習指導要領。違うのは「教室の授業」が無いことです

「通信制高校は勉強が簡単」「科目が少ない」と思われがちですが、制度上はそうなっていません。通信制高校は学校教育法で定められた高等学校の課程の1つで、教育課程は全日制・定時制と同じ高等学校学習指導要領に沿って作られます。卒業に必要な単位数も、全日制と同じ74単位以上です。

違うのは、学び方です。高等学校通信教育規程第2条は、通信制の課程で行う教育を「添削指導、面接指導及び試験の方法により行う」と定め、放送やインターネットなどのメディアを使った指導を加えることもできるとしています。文部科学省の学習指導要領解説も、このため通信制では全日制・定時制のような授業は原則として行われないと説明しています。

比べる点 全日制 通信制
学ぶ教科・科目 学習指導要領どおり 学習指導要領どおり(同じ)
ふだんの学び方 毎日の教室の授業 教科書・学習書で自学自習し、レポートを出す
先生から直接教わる時間 毎日の授業 スクーリング(面接指導)
テスト 中間・期末などの定期テスト 単位認定試験(回数は学校ごと)
時間割 クラスごとに学校が決める 自分で科目を選んで組むことが多い

出典:高等学校通信教育規程 第2条(e-Gov)/文部科学省「高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 総則編」(令和6年12月一部改訂。2026年9月27日確認)

つまり、「授業の内容」は全日制と同じで、「授業の受け方」が違うと考えると分かりやすくなります。通信制高校の仕組みや全日制との違いを最初から知りたい場合は、通信制高校とはの記事にまとめています。

居間の食卓で教科書を開きノートに書き込む高校生
ふだんの学習は、教科書を読んでレポートを書くことが中心です

全員が履修する科目は10教科・最少35単位。残りを自分で選んで74単位以上にします

学習指導要領は、どの課程・学科でも全員に履修させる必履修教科・科目を決めています。通信制高校で学ぶ科目の骨組みは、この表のとおりです。

教科 全員が履修する科目 標準単位数 主な選択科目
国語 現代の国語・言語文化 各2 論理国語・文学国語・国語表現・古典探究(各4)
地理歴史 地理総合・歴史総合 各2 地理探究・日本史探究・世界史探究(各3)
公民 公共 2 倫理・政治・経済(各2)
数学 数学Ⅰ 3(2まで減らせる) 数学Ⅱ(4)・数学Ⅲ(3)・数学A・B・C(各2)
理科 「科学と人間生活」を含む2科目、または基礎を付した科目から3科目 各2 物理・化学・生物・地学(各4)
保健体育 体育・保健 7〜8・2 ―
芸術 音楽Ⅰ・美術Ⅰ・工芸Ⅰ・書道Ⅰから1科目 2 各Ⅱ・Ⅲ(各2)
外国語 英語コミュニケーションⅠ 3(2まで減らせる) 英語コミュニケーションⅡ・Ⅲ(各4)、論理・表現Ⅰ〜Ⅲ(各2)
家庭 家庭基礎・家庭総合から1科目 2・4 ―
情報 情報Ⅰ 2 情報Ⅱ(2)

出典:文部科学省「高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 総則編」第1章総則第2款3の一覧表(2026年9月27日確認)

解説によると、必履修科目を標準単位数の範囲で最も少なく履修した場合の合計は35単位です。これに加えて、総合的な探究の時間(標準3〜6単位)は通信制でも教育課程に置くことが義務づけられていて、全員が取り組みます。探究の時間は、観察・実験・調査・発表などを取り入れる学習で、通信制ではレポートとスクーリングで行います(1単位につきレポート1回以上・スクーリング1単位時間以上を学校が決める)。

74単位から必履修の35単位と探究の時間を引くと、卒業までの単位の半分近くは、学校の設定や自分の選択で決まる科目になります。大学受験で使う科目を厚くしたり、書道や情報を選んだりと、同じ学校でも一人ひとりの時間割が違うのが通信制の特徴です。

ただし、何年次にどれだけ取れるかには学校の決まりがあります。埼玉県立大宮中央高校の令和8年度の開講科目一覧表では、1年次に履修できるのは25単位まで、2年次からは30単位までとされ、同じ科目のⅡはⅠを修得してから、という順番も決まっています(埼玉県立大宮中央高等学校「令和8年度 開講科目一覧表」)。前の高校で取った単位がある転入生・編入生は、それを生かす履修計画を入学時に立てます。

授業にあたるのはレポート・スクーリング・試験。量は1単位ごとに標準が決まっています

通信制高校の授業を一言でいうと、「教科書で自分で学ぶ→レポートで確かめる→スクーリングで先生に教わる→試験で単位を認めてもらう」の繰り返しです。それぞれの量は、学習指導要領(第1章総則第2款5)に1単位あたりの標準が書かれています。

教科・科目 レポート(添削指導) スクーリング(面接指導) 2単位の科目なら
国語・地理歴史・公民・数学 3回 1単位時間 レポート6回・スクーリング2単位時間
理科 3回 4単位時間 レポート6回・スクーリング8単位時間
保健体育のうち体育 1回 5単位時間 レポート2回・スクーリング10単位時間
保健体育のうち保健 3回 1単位時間 レポート6回・スクーリング2単位時間
芸術・外国語 3回 4単位時間 レポート6回・スクーリング8単位時間
家庭・情報 必要に応じて2〜3回 必要に応じて2〜8単位時間 学校が決める

出典:文部科学省「高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 総則編」(1単位時間は50分として計算。2026年9月27日確認)

表の数字は「標準」なので、学校はある程度柔軟に決められますが、解説はレポートとスクーリングは通信教育の中心で、回数・時間は十分に確保する必要があるとしています。実際、東京都立新宿山吹高校の令和7年度の開講科目でも、現代の国語(2単位)はレポート6回・スクーリング2時間、科学と人間生活(2単位)はレポート6回・スクーリング8時間で、ほぼ標準どおりでした(東京都立新宿山吹高等学校 通信制課程 学校案内)。

また、高等学校通信教育規程第4条の3は、校長が科目ごとの通信教育の方法・内容・1年間の計画・単位の認定の基準をまとめた「通信教育実施計画」を作り、生徒にあらかじめ示すことを定めています。どの科目で何回レポートを出し、何時間スクーリングに出るかは、入学するとこの計画で分かります。

レポートとスクーリングを家でどう回していくか、1週間の計画例は通信制高校の家庭学習の進め方の記事で書いています。この記事では、それぞれの中身に絞ります。

通信制高校の1単位あたりの標準で、国語・数学などはレポート3回・スクーリング1単位時間、理科と芸術・外国語はレポート3回・スクーリング4単位時間、体育はレポート1回・スクーリング5単位時間であることを比べた表
出典:文部科学省「高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 総則編」

レポートは「自分で読んで答える授業」。紙で出す学校が多く、オンラインだけの学校は約4分の1です

レポート(添削指導)は、教科書や学習書で学んだ範囲の問題に答えて提出し、先生に添削して返してもらう仕組みです。全日制でいえば、授業そのものにあたります。学習指導要領解説は、添削で正誤の指摘だけや一律の解説だけでは不十分で、一人ひとりの誤答に合わせた解説や、自学自習のアドバイスを書くことを求めています。マークシートのように機械的に採点できる課題や、選択式だけの課題は、添削指導として不適切とされています。

文部科学省の令和7年度実態調査(2025年5月1日時点・323校)は、必履修科目ごとにレポートの形を調べています。現代の国語と英語コミュニケーションⅠを並べると、次のとおりです。

項目(323校) 現代の国語 英語コミュニケーションⅠ
1単位あたりのレポートが標準の3回 322校 317校
スクーリングが標準どおり 292校(1単位時間) 314校(4単位時間)
レポートを紙だけで回答 206校 205校
オンラインだけで回答 83校 81校
紙とオンラインを併用 34校 37校
メディア学習でスクーリングを減免(10分の6以内) 231校 247校

出典:文部科学省「令和7年度 通信制高等学校実態調査」9.通信教育の状況(自校制作・市販教材・併用の課題を合計して集計。2026年9月27日確認)

レポートの問題数にも幅があります。現代の国語の1回あたりの設問数は、20〜29問の学校が119校で最も多く、1〜9問の学校も50問以上の学校もありました。「レポートの中身は学校によってかなり違う」ということです。新宿山吹高校はWeb上で取り組む「eレポート」を導入していて、添削の内容もWebで見られると学校案内に書いています。一方、島根県立宍道高校の案内には、空欄が1つでもあると再提出になるとあります。

もう1つ知っておきたいのが学び直しです。同じ調査で、現代の国語の中で義務教育段階(小中学校)の内容の定着を図る指導をしている学校は、323校中96校でした。中学の勉強に自信がない場合は、入学前に「学び直しの時間があるか」を聞いておくと安心です。レポートの具体的な中身や難易度は通信制高校 レポートの記事で詳しく書いています。

スクーリングは先生から直接教わる時間。理科・芸術・英語は長く、国語・数学は短めです

スクーリング(面接指導)は、学校や面接指導等実施施設に行き、先生から対面で指導を受ける時間です。学習指導要領解説は、スクーリングをそれまでのレポートで見えたつまずきを踏まえて、自宅学習に必要な基礎を指導する時間と位置づけています。高等学校通信教育規程第4条の2で、同時に受ける生徒は少人数が基本で、40人を超えてはならないと決まっています。

前の表のとおり、理科・芸術・外国語は1単位あたり4単位時間、体育は5単位時間と長めです。並んでいるのは、実験・実習・実技・会話など、家だけでは学びにくい内容を含む科目です。新宿山吹高校の学校案内では、スクーリングで自宅学習では分かりにくいところのフォローや個別の指導をし、科目によっては実験・実習・グループワークも行うと説明しています。体育の授業の中身や服装は、通信制高校 体育の記事にまとめています。

スクーリングは、テレビ・ラジオ・インターネットなどのメディアを使った学習で一部を減らせます。学習指導要領では、報告課題などで成果が認められれば10分の6以内を免除でき、生徒の事情で特に必要な場合は複数のメディアを使って合わせて10分の8まで免除できます。ただし解説は、学習した時間と同じかそれ以上を免除するような運用は不適切としています。スクーリングをゼロにはできない、ということです。

実態調査では、現代の国語で使われるメディアは「高校講座」のインターネット配信が129校、テレビ・ラジオが111校で多く、同時双方向のオンライン指導を使う学校は27校でした。新宿山吹高校の「夏季集中スクーリングコース(Web学習コース)」は、土曜のスクーリングに出ず、自宅でNHK高校講座の動画などで学んでスクーリングの一部を減免し、残りを7月末の約1週間の集中スクーリングで受ける形です。

週末の教室で先生が生徒のそばで説明しているスクーリングの様子
スクーリングでは、先生から直接説明を受けたり質問したりできます

テストは定期テストの代わりの「単位認定試験」。年2回の学校も、学年末1回の学校もあります

通信制高校にも試験はあります。全日制の中間・期末テストの代わりに、科目ごとの試験(単位認定試験)があり、レポート・スクーリングの成果とあわせて単位が認められます。宍道高校のように、レポートの合格とスクーリングの回数を満たさないと受けられない学校もあります。学習指導要領は、試験の回数や時期をレポート・スクーリングとの関連を図って各学校が適切に定めるとしています。公立3校の公式資料を確かめると、形はこう分かれていました。

学校(公式資料) スクーリング 試験
島根県立宍道高校 週3日(月・木・日)から、講座ごとの必要回数 前期・後期に各1回。レポート合格とスクーリング回数が条件
東京都立新宿山吹高校 年間24週の土曜。または7月末の夏季集中 前期・後期の試験を受ける
埼玉県立大宮中央高校 日・月・火から選び、週1回程度 学年末テスト(2027年1月に2週に分けて実施)

出典:島根県立宍道高等学校「通信制」/東京都立新宿山吹高等学校 通信制課程 学校案内/埼玉県立大宮中央高等学校「通信制の課程」・令和8年度 年間行事予定表(2026年9月27日確認)

試験のあり方には、国の目安もあります。学習指導要領解説は、1科目20分で終える試験や、学期末以外の集中スクーリング中に行う試験、毎年同じ問題の試験は不適切とし、本人確認や不正防止をしたうえで、学校の監督のもとで行うよう求めています。また、レポートやスクーリングが終わる前に、その学期の範囲すべての試験を行うことがないよう、計画的に進めることも求めています。

大宮中央高校の注意事項には、受験資格は科目によって違い、満たしていない科目は受験できないとあります。試験の難しさや対策、受験の条件は通信制高校 テストの記事で詳しく整理しています。

特別活動は卒業までに30単位時間以上。ホームルーム・生徒会・学校行事で、部活動は入りません

教科・科目のほかに、特別活動があります。学習指導要領は、通信制の特別活動についてホームルーム活動を含めて、卒業までに30単位時間以上指導するとしています。特別活動は、ホームルーム活動・生徒会活動・学校行事の3つでできています。

よく「特別活動=部活動」と説明されますが、学習指導要領解説では部活動は教育課程外の活動です。部活動がある通信制高校もありますが、それだけで特別活動の時間になるとは限りません。

解説は、通信制の生徒は年齢も仕事もさまざまで、集まって交流することに全日制では味わえない教育効果があるとして、ホームルームを大切にしています。新宿山吹高校の学校案内(令和7年度の内容)では、校内レクリエーション・進路の説明会・校外の見学など年間50回以上の特別活動や学校行事を計画し、その中から年間10時間以上を選んで出席する形です(入学式・卒業式などを除き自由参加)。大宮中央高校の年間行事予定表にも、ホームルームのほか、体育的行事(5月)、文化的行事(10月)、校外実習などが並んでいます。

特別活動も、メディアを使った学習で一部を減らせます。実態調査では、10分の6以内の減免をしている学校が323校中122校、10分の8以内が24校でした。学校によって「行事に出る量」はかなり違うので、人と会うのが不安な場合も、楽しみにしている場合も、見学のときに確かめておくとよい点です。

※2026年9月時点の情報です。最新は公式でご確認ください。

埼玉県立大宮中央高校の令和8年度の予定で、4月に受講手続き、5月から12月にスクーリングとレポート提出期限3回、1月にレポート期限4回目と学年末テスト、2月から3月に成績通知と卒業式があることを示す図
出典:埼玉県立大宮中央高等学校「令和8年度 年間行事予定表」

1年の流れは「4月に科目登録→5月からスクーリング→期限ごとにレポート→冬に試験」です

授業の中身が分かっても、1年がどう進むかが見えないと不安が残ると思います。例として、埼玉県立大宮中央高校の令和8年度の年間行事予定表を読み、主な予定を並べました。

時期 主な予定(令和8年度) 生徒がすること
4月 入学式(4月6日・7日)、受講手続き 履修する科目を登録し、教科書・学習書を用意する
5〜7月 1回目のスクーリングとホームルーム(5月10〜12日)、体育的行事(5月31日)、レポート提出期限①(7月22日) 選んだ曜日に通い、期限に合わせてレポートを進める
7〜8月 特別スクーリング(7月末と8月に計3回)、夏休み 夏にまとめてスクーリングを行う科目を受ける
9〜12月 レポート提出期限②(9月9日)・③(12月2日)、質問日、文化的行事(10月25日) 後半のレポートとスクーリングを続ける
1月 レポート提出期限④(1月6日)、学年末テスト(1月17〜19日・24〜26日) 条件を満たした科目の試験を受ける
2〜3月 学習完了日(2月3日)、成績通知(2月中旬)、卒業証書授与式(3月7日)、次年度の履修指導 結果を受け取り、次の年の科目を決める

出典:埼玉県立大宮中央高等学校「令和8年度 年間行事予定表」・「2026年度 定期テスト時間割」(行事予定は変更になる場合があると明記されています。2026年9月27日確認)

この学校では、スクーリングは年間で22回目まで番号が振られ、生徒は日・月・火のどれかを選んで通います。前期・後期に試験がある学校なら、試験の時期が年に2回来ます。どちらの形でも、1年の中心は「レポートの提出期限」です。期限に合わせて少しずつ進められるかが、単位を取れるかを大きく左右します。

入学する時期によっても流れは変わります。転入・編入で年度の途中から入る場合は、その時点から間に合う科目で計画を立てることになります。

学校を選ぶときは「通信教育実施計画」と、授業の受け方の違いを確かめます

同じ科目でも、レポートの形・スクーリングの曜日・試験の回数は学校ごとに違います。比べるときに役立つのが、先ほどの通信教育実施計画です。高等学校通信教育規程第14条は、学校に通信教育実施計画などの情報を公表するよう定めています。ただ、実態調査では、通信教育実施計画を公表している学校は323校中149校、一部公表が34校、公表していない学校が140校でした。公開されていなければ、説明会で見せてもらえるか聞いてみてください。

見落としやすい誤解も2つあります。

  • 「週5日通えるコース」の授業が、そのままスクーリングになるとは限りません。学習指導要領解説は、正規の教育課程ではない教育活動(いわゆる通学コース)と、面接指導(スクーリング)は明確に区別されるとしています。毎日通うコースでも、単位のためのレポート・スクーリング・試験は別に必要です。
  • 「オンラインだけで全部終わる」わけではありません。スクーリングはメディア学習で最大10分の8まで減らせても、ゼロにはなりません。試験も、学校の監督のもとで行うよう学習指導要領解説で求められています。

確認したい項目を並べると、次の5つです。①科目ごとのレポート回数と出し方(紙・オンライン)、②スクーリングの曜日・場所・集中型の有無、③試験の時期と回数、④特別活動の中身と必要な時間、⑤学び直しや質問できる時間があるか。この5つが分かれば、自分や子どもに合う学び方かどうかが、かなり具体的に見えてきます。

選択肢の1つとしてのニジ高(正直な注意点)

ここまで読んで、「科目の中身は分かった。でも、教科書とレポートを一人で1年続けられるか不安」と感じた方もいると思います。通信制の授業は自学自習が中心なので、つまずいたときに声をかけてくれる人がいるかどうかで、続けやすさが変わります。

NIJIN高等学院(ニジ高)は、オンライン中心の通信制高校サポート校です。全国どこからでも参加でき、担任制で、カメラやマイクをオフにしてチャットだけで参加するところから始められます。生活リズムに波があっても学べるように、中学内容の学び直しや授業のアーカイブ視聴にも対応しています。メタバースの校舎で担任や同級生と集まる時間があり、生徒会・サークル・学園祭・企業コラボがあり、行事を生徒が自分たちで企画することもできます。途中からの入学(転入・編入)もでき、出願費用は無料です。

ただし、正直にお伝えしておくことがあります。

  • ニジ高そのものは高校ではありません。高校卒業の資格は、提携する通信制高校に在籍して取ります。この記事で書いたレポート・スクーリング・試験は、在籍する提携校のものです。
  • ニジ高の中でのスクーリングはありません。提携校のスクーリングには参加が必要で、ニジ高は日程の調整と準備を支援します。スクーリングの形や日程は、個別相談会で詳しくご案内しています。
  • 費用は、提携校の分とニジ高の分の両方がかかります。ニジ高の分には就学支援金は使えません。金額は学費のご案内に載せています。

迷ったときの進め方(3ステップ)

  1. 学びたい科目と、苦手な科目を書き出す。必履修科目は全員が学ぶので、苦手でも避けられません。数学や英語が不安なら、学び直しの時間がある学校を優先して探せます。
  2. 候補の学校の「1年の流れ」を手に入れる。年間行事予定表や通信教育実施計画、学習の手引きを見れば、レポートの期限、スクーリングの曜日、試験の時期が分かります。今の生活リズムで通えるかを当てはめてみてください。
  3. 一人で続けられるかを、正直に考える。自分で計画を立てられるなら、通信制高校だけでも進められます。不安があるなら、質問できる先生や、一緒に進める仲間がいる形(サポート校など)も比べてみてください。

どの学校にするか決まっていなくても、話を整理しながら考えることはできます。ニジ高の体験説明会・個別相談は、オンラインで日程を選んで申し込めます。

台所のテーブルで予定表を一緒に見る保護者と高校生
レポートの締め切りと試験の日を1年の予定表に書き込むと、見通しが立ちます
オンラインで学ぶニジ高の生徒

教科書とレポートの学び方を、一人で抱えずに続ける形もあります

ニジ高はオンライン中心の通信制高校サポート校です。カメラオフ・チャット参加から始められ、中学内容の学び直しや授業のアーカイブ視聴にも対応しています。ただし学院は高校ではなく、卒業資格は提携する通信制高校で取り、そのスクーリングへの参加が必要です。体験説明会はオンラインで日程を選ぶだけで申し込めます。

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よくある質問

Q. 通信制高校の授業は毎日ありますか?

A. 毎日の教室の授業は原則としてありません。ふだんは教科書・学習書で自学自習してレポートを出し、決められた日にスクーリングに出ます。スクーリングの頻度は学校とコースで違い、週1回程度の学校、土曜だけの学校、夏にまとめて受ける集中型などがあります。

Q. 全日制と比べて、勉強する内容は簡単ですか?

A. 学ぶ教科・科目は全日制と同じ学習指導要領で決まっていて、卒業に必要な単位も74単位以上で同じです。違うのは学び方で、教室の授業の代わりにレポート・スクーリング・試験で単位を取ります。レポートの問題数や形は学校によって幅があります。

Q. テストはいつ、何回ありますか?

A. 学校によって違います。この記事で確かめた公立3校では、宍道高校と新宿山吹高校が前期・後期の年2回、大宮中央高校が1月の学年末テストでした。宍道高校や大宮中央高校のように、レポートやスクーリングの条件を満たしていない科目は受験できない学校があります。

Q. オンラインだけで単位を取れますか?

A. 取れません。レポートをオンラインで出せる学校はありますが、スクーリングはメディア学習で減らせても最大で10分の8までで、ゼロにはなりません。試験も学校の監督のもとで行うよう、文部科学省の学習指導要領解説で求められています。

Q. 部活動や学校行事はありますか?

A. 学校によります。卒業までに30単位時間以上の特別活動(ホームルーム・生徒会・学校行事)は全員に必要です。部活動は教育課程外の活動で、ある学校とない学校があります。新宿山吹高校のように、年間50回以上の行事から選んで参加する形の学校もあります。

学び方が違うだけで、学べることは全日制と同じです

通信制高校の授業は、教室で毎日座る形ではありません。それでも、学ぶ科目は全日制と同じで、先生はレポートの添削とスクーリングで一人ひとりのつまずきに向き合う仕組みになっています。

まずは、気になる学校の1年の流れを1枚手に入れるところから始めてみてください。レポートの期限、スクーリングの曜日、試験の時期が見えるだけで、「自分にできるかどうか」はずっと考えやすくなります。

一人で学ぶことに不安があっても、それは弱さではありません。支えてくれる人がいる形を選ぶことも、立派な選び方の1つです。

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授業の受け方が合うか、話を聞くところから始められます

全国どこからでもカメラ・マイクはオフでOK転入・編入は随時受付

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