「どう話しかければいいのかわからない」「何を言っても逆効果になる」——発達障害のある子どもへの声かけに悩む保護者は多い。
声かけの方法次第で、お子さんの反応は大きく変わる。この記事では、やってしまいがちなNG例と、効果的な声かけのポイントを解説する。
やってしまいがちなNG声かけ
まず、「なんでできないの?」「みんなはできているのに」という比較・否定の言葉は避けてほしい。発達障害のあるお子さんは、すでに「できない自分」への自己否定が強いことが多い。
また、「早くしなさい」「ちゃんとやりなさい」など、抽象的な指示は伝わりにくい。「何を・いつまでに・どのくらい」を具体的に伝えることが大切だ。
さらに、興奮・パニック状態のときに長い説教をしても逆効果になる。まず落ち着くまで待つことが先決だ。
効果的な声かけのポイント
まず、指示は短く・具体的に伝えよう。例えば「宿題をやりなさい」より「今から30分、数学のプリント1枚やろう」のほうが伝わりやすい。
次に、できていることを見つけて言葉にしよう。「今日は時間通りに起きられたね」など、小さなことでも肯定的に伝えることで自己肯定感が育つ。
また、「〜してほしい」と親の気持ちを「Iメッセージ」で伝えることも有効だ。「なんでやらないの(責め)」ではなく「やってくれると助かる(依頼)」のほうが関係が壊れにくい。
さらに、お子さんが話しやすいタイミングを選ぼう。食事中・移動中など、目が合わない状況のほうが話しやすい子もいる。
どうしてもうまくいかないときは
声かけの工夫だけで全てが解決するわけではない。環境そのものがお子さんに合っていない場合、いくら声かけを変えても限界がある。
NIJIN高等学院(ニジ高)は、発達障害・不登校の高校生に特化したオンライン通信制サポート校だ。保護者向けの相談対応も行っており、専門スタッフが一緒に考える体制を整えている。
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