夏休みで引きこもりが「見えにくく」なる
学校がある期間は「今日も学校を休んだ」という形で引きこもりの状態が親にも見えやすいのですが、夏休み中は「家にいるのが当たり前」のため、問題が見えにくくなります。しかし、夏休みを丸ごと部屋で過ごすことで、2学期以降の社会復帰がさらに難しくなるケースが実際に増えています。
高校生の引きこもりのサイン
「夏休みだから家にいるだけ」と「引きこもり」の違いは、以下のサインで判断できます。食事以外に部屋から出ない日が続く・家族との会話がほぼない・入浴や着替えをしなくなる・昼夜逆転が固定化している・外出の誘いをすべて断る——これらが2週間以上続いているなら、専門的なサポートを検討する段階です。
親ができる5つのこと
① 責めない・比べない
「なぜ学校に行けないの」「○○さんは普通に行っているのに」という言葉は禁物です。本人が一番「なぜ」かを理解できず、苦しんでいます。
② 生活の最低限を保つ
食事・睡眠・入浴——この3つだけは維持できるよう、プレッシャーなく関わり続けてください。「食事を一緒に食べる」だけでも、つながりのシグナルになります。
③ 本人のペースを尊重しつつ、外の情報を届ける
「通信制高校という選択肢がある」「一人で部屋にいなくてもいい場所がある」という情報を、プレッシャーにならない形で届けることが大切です。パンフレットをテーブルに置くだけでも効果があることがあります。
④ 親自身が相談機関を使う
親御さん自身が一人で抱え込まないことも重要です。親の会や、教育相談センターへの相談で、同じ状況の保護者からの体験談を聞くことが力になります。
⑤ 専門的なサポート校を検討する
引きこもり経験のある高校生に専門的に対応しているのが通信制サポート校です。少人数制で、本人のペースに合わせて社会参加のステップを一緒に踏んでいきます。
NIJIN高等学院について
NIJIN高等学院は、引きこもり・不登校経験のある高校生の受け入れ実績のある通信制サポート校です。「まず話を聞いてほしい」という段階からの相談も歓迎しています。
参考文献・出典
- 文部科学省「令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」(2024年)文部科学省PDF
- 文部科学省「通信制高等学校の現状について」文部科学省
- 厚生労働省「発達障害の理解のために」厚生労働省
所要時間:約30分 / オンライン対応可 / 完全無料

