これは、中学1年生で不登校になったHARUKAさんの体験談です。NIJIN高等学院(ニジ高)に通うHARUKAは、現在も体調と向き合いながら入院生活を送り、高校1年生としての日々を過ごしています。もともとNIJINアカデミー(ニジアカ)に所属しており、その流れでニジ高への進学を決めました。今回、「今の入院生活や過去の自分と向き合いたい」という思いから、自身のマイプロジェクトとしてオンラインイベントを企画し、これまでの歩みを語ってくれました。
▶ インタビュー動画 https://www.youtube.com/watch?v=G93S9aJX-70
中学1年生で不登校に ― 消えなかった罪悪感

HARUKAさんが学校に通えなくなったのは、中学1年生のときでした。最初は行きたい気持ちもありましたが、休み休みになるうちに次第に足が遠のいていきました。行けない自分への罪悪感は大きく、「自分が自分じゃなくなる」ような、離人症に近い感覚に襲われることもあったといいます。
「学校に行けない人はこんなにいる」― ニジアカとの出会い
孤独の中にいたHARUKAを見つけてくれたのは、お母さんでした。ニジアカの存在を教えてもらい、「学校に行けない人はこんなにいるんだ」「自分だけじゃないんだ」と気づかされたことが、大きな支えになりました。「学校に行くことが当たり前じゃないんだな、と気づかされました」。そこから、学校に行けない分、家でできることを頑張ろうと前を向き始めました。
心と体の調子を崩し、入院という選択
一人で抱えきれなくなった辛さ
けれど、罪悪感そのものが消えたわけではありませんでした。ニジあかに入ってからも、「学校に行けない罪悪感が一番大きかった」と振り返ります。そのことを考えるたびに、心と体の調子を崩すことが増えていき、次第に自分だけでは抱えきれなくなっていきました。「もっと早く気づけていたら、違ったのかもしれない。でも、自分から親に言うことができなかった」。心と体の調子を大きく崩したことをきっかけに、これまで一人で抱えていた辛さを、初めて親にすべて話すことができたといいます。
医師・看護師との対話で見えてきた変化
現在、入院は3回目になります。最初は戸惑うことも多かったですが、日々関わってくれる医師や看護師と話していくうちに、少しずつネガティブな気持ちがポジティブな方向へ向き始めているそうです。支えてくれる人たちとの何気ないやり取りの積み重ねが、HARUKAにとって大きな変化のきっかけになっています。
ニジ高で見つけた、支える側になるという夢

ニジ高への進学を決めた理由
ニジ高への進学を決めたのは、ニジアカ時代に出会った、元気やポジティブな気持ちを与えてくれる人たちの存在が大きかったからです。「そういう人がいる場所が好きで、自分ももう一度頑張ってみようかなという気持ちが一番大きかった」。
将来の夢は介護士・看護師
将来の夢は、介護士や看護師になることです。「自分がこうして病気になったから、その人の気持ちが全てではないけれど、分かる気がする」。入院生活の中で支えてもらった経験が、今度は誰かを支える側になりたいという思いへとつながっています。
過去の自分と向き合うために ― この体験談に込めた想い
マイプロジェクトに込めた理由
そして今回、このインタビュー企画・オンラインイベントに取り組んだ理由について、HARUKAはこう語ります。「今の入院生活や、過去の自分と向き合いたいと思ったから」。
好きなこと、これからの一歩
HARUKAは、音楽鑑賞や読書、バスケットボール観戦が好きだといいます。今、一番やってみたいことは「体調を戻すこと」だといいます。かつて自分を孤独から救ってくれた場所と、支えてくれた人たちの存在。その恩を、これからは自分が誰かに返していきたい――そんな思いを胸に、HARUKAは一歩ずつ前へ進んでいきます。この不登校の体験談が、同じように悩む誰かの支えになれば幸いです。
なお、不登校の児童生徒数は全国的に増加傾向にあり、同じような経験を持つ子どもは決して少なくないことが、文部科学省の調査からも分かっています。
(出典:文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」)
「ニジ高」→ https://highschool.nijin.co.jp/about/guidance/(NIJIN高等学院とは)
「ニジアカ」→ https://academy.nijin.co.jp/(NIJINアカデミー公式サイト)
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