中野区の通信制高校おすすめ比較|私立・サポート校の選び方【2026年最新】

「中野区内で通信制高校を探している」——中野区には、トライ式高等学院 中野キャンパスや星槎中野サテライトキャンパス フェリーチェ高等学院など、通信制高校・サポート校のキャンパスがあります。この記事では中野区内の主要な通信制高校を比較し、選び方を解説します。

結論から言うと、中野区に本校がある通信制高校は、都立も私立も0校です。区内にあるのは、他県などに本校がある私立の通信制高校の拠点で、文部科学省の掲載データで数えると8校・所在地で8か所ありました。中野駅の周りに4か所、中野坂上に2か所、東中野と弥生町に1か所ずつで、西武新宿線の新井薬師前・沼袋・野方・鷺ノ宮の駅の周りには1か所もありません。8か所のうち7か所はスクーリング(面接指導)ができる施設ですが、そのうち6か所は専門学校・高等専修学校・大学・ほかの高校の建物です。

この記事は、文部科学省の通信制高等学校情報発信サイトの掲載データ(令和8年4月1日時点)、東京都教育委員会・東京都生活文化局・中野区の公式ページ、各校の公式サイトを2026年9月22日に開いて確認した内容でできています。まとめサイトの学校リストは使っていません。公式で確認できなかったことは、確認できなかったと書いています。

いま決めなくて大丈夫です。まずは「中野区で何が選べて、どこに通うことになるのか」を先に確かめましょう。

中野区の学校に毎日通うのが難しい場合や、もっと自分らしい高校生活を探している場合は、オンラインという選択肢もあります。NIJIN高等学院(ニジ高)は「オンラインで最高の青春を」を掲げる通信制高校サポート校で、全国の仲間とオンラインでつながり、企業や地域と関わるプロジェクトや、生徒が自分たちで企画する行事に挑戦できます。カメラやマイクをオフにしてチャットだけで参加するところから始められ、全国にNIJINアカデミー(ニジ高はその高等部)のリアルの教室があり、リアルでの通学もご検討いただけます。ニジ高は高校ではないため、卒業資格は提携する通信制高校で取り、その高校のスクーリングには参加が必要です。どんな学校なのかは、校長・星野達郎のYouTubeでも見られます。

目次

結論:中野区 通信制高校の早見

  • 中野区に都立の通信制高校は無い。都立の通信制課程は一橋(千代田区)・新宿山吹(新宿区)・砂川(立川市)の3校だけで、中野駅からは東西線1本で新宿山吹の最寄り駅(早稲田・神楽坂)に行けます。
  • 区内に本校がある私立の通信制高校も0校。区内にあるのは他県などに本校がある8校の拠点で、所在地で数えると8か所です(文部科学省の掲載データ・令和8年4月1日時点)。
  • 8か所の内訳は中野駅の周り4か所・中野坂上2か所・東中野1か所・弥生町1か所。西武新宿線の沿線には0か所です。
  • 日常的に通う教室として登録されているのは、フェリーチェ高等学院(中野坂上)とトライ式高等学院(中野駅)の2か所。残る6か所は専門学校・高等専修学校・大学・ほかの高校の建物で、スクーリングの会場です。
  • 明聖高校の「中野キャンパス」は杉並区高円寺南にあります。KG高等学院 中野キャンパスと翔和学園 高等部は、区内にありますが文部科学省の掲載データには出てきません。名前と所在地は分けて確かめます。
  • 「中野区 サポート校」で探すときは、提携している通信制高校とセットで確かめます。同じ教室でも、在籍する高校によってスクーリングの場所と費用が変わります。
  • 2026年度から就学支援金の所得制限は無くなり、私立通信制は年33万7,200円が上限です。サポート校の費用には使えません。
オンラインで学ぶNIJIN高等学院の生徒
NIJIN高等学院(ニジ高)は、オンライン中心の通信制サポート校です。全国どこからでも。カメラ・マイクはオフのままで大丈夫です。
体験説明会を見てみる →

中野区の通信制高校事情:本校は0校。区内8か所は、すべて他県に本校がある高校の拠点です

「まずは区内の公立から」と考える方が多いのですが、中野区内に都立の通信制課程を置く高校はありません。私立も、東京都生活文化局の私立高等学校(通信制課程)一覧(都が認可した学校)にも、文部科学省の掲載データにも、中野区に本校がある学校は見つかりませんでした。

では中野区にあるのは何かというと、次の3種類に分かれます。ここを混同したまま「中野のA校とB校で迷っています」と比べると、片方は高校の学費だけ、もう片方は高校+サポート校の合計、という条件の違う数字を並べることになります。

種類実体高卒資格中野区の例
広域通信制高校の拠点(面接指導等実施施設)他県に本校がある高校が、スクーリングを行う場所として届け出た建物その高校から出るフェリーチェ高等学院(星槎国際高校)、専門学校・大学の会場
学習等支援施設高校が、日々の学習を支える場所として届け出た教室その高校から出るトライ式高等学院 中野キャンパス
文部科学省のデータに出てこないサポート校高校ではない民間の教育機関提携する通信制高校から出るKG高等学院 中野キャンパス、翔和学園 高等部

本校が他県にある学校(広域通信制高校)の仕組みは広域通信制高校とはの記事で説明しています。そもそもサポート校と通信制高校がどう違うのかは、通信制サポート校の記事で、文部科学省の全国調査をもとにまとめています。

中野区から通える都立の通信制は3校。中野駅からは東西線1本で新宿山吹へ行けます

東京都教育委員会の都立高等学校一覧の通信制課程の表に載っているのは、次の3校だけです。この3校であることは、東京都立高等学校通信制課程入学者選抜実施要綱(令和8年度)にも「本実施要綱の対象となる通信制課程を設置する都立高等学校は、一橋高校、新宿山吹高校及び砂川高校である」と明記されています。

学校名所在地最寄り駅(学校の公式ページ)受講料
都立一橋高校千代田区東神田1-12-13JR馬喰町駅 徒歩3分、都営新宿線 馬喰横山駅 徒歩4分、秋葉原駅 徒歩13分など1単位336円
都立新宿山吹高校新宿区山吹町81東京メトロ有楽町線 江戸川橋駅 徒歩10分、東西線 神楽坂駅・早稲田駅 徒歩10分など1単位336円
都立砂川高校立川市泉町935-4多摩モノレール 泉体育館駅 徒歩3分1単位336円

出典:各校公式サイトのアクセスページ、東京都教育委員会「授業料等」(2026年9月22日確認)

中野区からいちばん通いやすいのは新宿山吹高校です。東西線は中野駅が起点なので、早稲田駅・神楽坂駅まで乗り換えなしで行けます。中野坂上や東中野に住んでいるなら、都営大江戸線で牛込柳町駅まで出る道もあります(学校のアクセスページでは牛込柳町駅から徒歩15分)。砂川高校は、中央線で立川まで出てから多摩モノレールに乗り換えます。一橋高校は都心の東側で、中野区からは乗り換えが必要です。

費用はきわめて安く設定されています。東京都教育委員会の授業料等のページによると、通信制課程は入学料500円・通信教育受講料が1単位あたり336円。入学考査料や日本スポーツ振興センター共済掛金、実習教材費、レポートの郵送料が別にかかります。

新宿山吹の通信制は、土曜のスクーリングが年24日。入試は国数英70分の学力検査で、面接はありません

中野区の読者にとっていちばん身近な公立の通信制なので、中身を少し詳しく書きます。新宿山吹高校は定時制課程と通信制課程を置く単位制の都立高校で、文部科学省の掲載データでは、通信制課程の定員は450人、在籍は414人でした。

項目新宿山吹高校 通信制課程(公式の記載)
学科・しくみ普通科。単位制・無学年制で、原級留置(留年)はありません
スクーリング年間で24日、土曜日に開講。ホームルームや部活動も土曜日
レポート学習システム「まなぶき」を使い、Web上で解答して送信
相談・支援土曜日にユースソーシャルワーカーが常駐、スクールカウンセラー2名(土曜のみ・要予約)、NPO法人によるレポート学習の支援
入試(令和8年度 前期選抜)検査は2月22日(日)。第1学年相当25名。国語・数学・英語を総合して70分。通信制課程では面接は実施しない

出典:新宿山吹高校「特色」、同「入試案内」、令和8年度 通信制課程 前期選抜について(概要)(2026年9月22日確認)、定員・在籍は文部科学省の掲載データ

通学は原則として土曜日だけで、ふだんは自宅でレポートを進めます。費用がいちばん安い代わりに、平日の学習を自分で進める力が要る学校です。スクーリングの土曜日にNPO法人の方にレポートの分からないところを聞けるので、そこを使えるかどうかが続けやすさを左右します。

都立の通信制には学力検査があります。令和8年度は2月22日(日)に実施され、検査は新宿山吹が国語・数学・英語を総合して70分、一橋と砂川が同じく総合して60分。前期の出願は1校に限られます。「試験がないから公立」という理解のまま準備を進めると、ここでつまずきます。一方で、新宿山吹の概要には「通信制課程では、面接は実施しません」と明記されています。人と話す場面が苦手で公立をあきらめかけている方は、ここを知っておくだけでも気持ちが変わるはずです。

出願できるのは、学校のQ&Aでは都内に住んでいるか勤めている人です。中野区在住なら条件は満たします。公立の通信制の仕組み全般は公立 通信制高校の記事、新宿山吹の詳しい行き方と入試の日程は新宿区 通信制高校の記事で整理しています。

夕方の住宅街の駅のホームで、母親と十代の息子が並んで線路の先を見ている様子
どの駅から通うかで、選べる教室が変わります

中野区内の通信制高校・サポート校 比較表:文部科学省のデータで数えると8校・8か所

通信制高校には、卒業資格を出す「本校」と、本校の外で学習やスクーリングを行う拠点があります。拠点は国の制度で「通信教育連携協力施設」と呼ばれ、各校の「キャンパス」「学習センター」、サポート校の教室、スクーリングの会場などがここに入ります。

文部科学省の通信制高等学校情報発信サイトには、全国の通信制高校349校と、その拠点のべ4,632件が載っています(令和8年4月1日時点)。この中から、所在地が中野区のものを数えました(住所の全角・半角の違いをそろえ、同じ建物は1か所として数えています)。

地域(町名)所在地の数うちスクーリングができる施設拠点(文科省データの名称)と届け出ている高校
中野駅の周り(中野3〜5丁目)4か所3か所トライ式高等学院中野キャンパス(鹿島学園・鹿島朝日)、東京・中野校(帝京第三)、織田学園中野高等専修学校(クラーク記念国際)、専門学校東京CPA会計学院(あずさ第一)
中野坂上(中央・本町)2か所2か所フェリーチェ高等学院(星槎国際)、宝仙学園中学校・高等学校(新潟産業大学附属)
東中野1か所1か所専門学校東京テクニカルカレッジ(星槎国際・ヒューマンキャンパスのぞみ)
弥生町1か所1か所専門学校東京アナウンス学院(星槎国際)

出典:文部科学省 通信制高等学校情報発信サイト(掲載データは令和8年4月1日時点。2026年9月22日に所在地で集計)

学校ごとに数えると、中野区内に拠点を届け出ているのは8校・のべ10件でした。トライ式高等学院の中野キャンパスは鹿島学園高校(茨城県鹿嶋市)と鹿島朝日高校(岡山県岡山市)の両方の拠点として、東京テクニカルカレッジは星槎国際高校とヒューマンキャンパスのぞみ高校の両方の会場として届け出られているため、建物で数え直すと8か所になります。いちばん多いのは星槎国際高校(北海道札幌市)の3件です。

地図にすると偏りがはっきりします。中野区の北側を走る西武新宿線(新井薬師前・沼袋・野方・都立家政・鷺ノ宮)の駅の周りには、届け出のある拠点が1つもありません。新井薬師や鷺ノ宮に住んでいる方は、バスや自転車で中野駅に出るか、西武新宿線で高田馬場・西武新宿方面に出るかを先に決めておくと、候補が絞れます。

スクーリングができる場所は区内7か所。ただしそのうち6か所は専門学校や大学、ほかの学校の建物です

通信制高校の拠点には、国の制度で2つの種類があります。この違いは、まとめサイトではほとんど説明されていませんが、通い始めてからの負担を大きく左右します。

施設の種類できること中野区内の数
面接指導等実施施設スクーリング(面接指導)や試験を、その建物で受けられる7か所(中野駅3・中野坂上2・東中野1・弥生町1)
学習等支援施設日々の学習の支援。スクーリングは本校や別の会場へ行く1か所(トライ式高等学院 中野キャンパス)

出典:文部科学省 通信制高等学校情報発信サイト(掲載データ・令和8年4月1日時点)

7か所のうち、生徒が日常的に通う教室として公式サイトで確かめられたのは、フェリーチェ高等学院だけです。残る6か所は、専門学校東京CPA会計学院、専門学校東京テクニカルカレッジ、専門学校東京アナウンス学院、織田学園中野高等専修学校、宝仙学園中学校・高等学校、そして帝京第三高校の「東京・中野校」です。東京・中野校の住所(中野4-21-2)は、帝京平成大学の中野キャンパスと同じです。

これらは、提携する通信制高校のスクーリングの会場として届け出られているもので、会場になっている学校の公式サイトには、通信制高校との関係の説明はありませんでした。文部科学省のデータの「在籍者数」の欄も、フェリーチェ高等学院が73人、織田学園中野高等専修学校が105人で、ほかの会場は0〜2人です。「中野にスクーリング会場がある」と「中野に毎日通える教室がある」は別の話だと考えてください。

見学のときは「この校舎はスクーリングの会場ですか。違うなら、スクーリングはどこで年に何日ありますか」と聞いてください。スクーリングに行けないとどうなるかは通信制高校 スクーリングの記事で説明しています。

中野区内にある通信制高校の拠点8か所のうち、スクーリングができる面接指導等実施施設は7か所(中野駅周辺3・中野坂上2・東中野1・弥生町1)、学習等支援施設は中野駅周辺の1か所であることを示す比較表
出典:文部科学省 通信制高等学校情報発信サイト 掲載データ(令和8年4月1日時点)より集計

中野区内の主要校をもっと詳しく:中野駅・中野坂上の教室を公式サイトで確認しました

生徒が日常的に通う教室として公式サイトにページがあり、住所と最寄り駅を確かめられたものを並べました。文部科学省の掲載データに出てこない教室も、公式サイトで確かめられたものは入れています。

教室の名前種別住所/最寄り駅(公式)通い方(公式の記載)
トライ式高等学院 中野キャンパスサポート校(文科省データでは鹿島学園・鹿島朝日の学習等支援施設)中野4-2-12 オーシー中野ビル2F/JR中野駅 徒歩約5分キャンパス通学・自宅からのオンライン・在宅から選べ、登校頻度や時間割も自分で決められる。開校9時〜16時(日祝除く)、自習スペースは最大22時まで
星槎中野サテライトキャンパス フェリーチェ高等学院星槎国際高校の面接指導等実施施設本町2-13-2/中野坂上駅3番出口 徒歩7分通学制の少人数制。授業見学は水曜を除く平日(月・火・木・金)
KG高等学院 中野キャンパスサポート校(対応する高校:鹿島学園・鹿島朝日)。文科省データには出てこない中野5-68-2 中野中央ビル5F/中野駅 徒歩4分週2日〜5日制・週1日制・自宅学習制
翔和学園 高等部サポート校(2022年度からコードアカデミー高校と連携)。文科省データには出てこない中央1-38-1 アクロスシティ中野坂上ビル2F/最寄り駅は公式で確認できず発達障害やそれに類似する苦手さを持つ若者を対象にした教育(公式の記載)

※各校の住所・駅・通い方は2026年9月22日に各校公式サイト(KG高等学院は運営会社の学習センターのページ)で確認した内容です。最新の情報は各校の公式サイトでご確認ください。

トライ式高等学院の中野キャンパスについて、1つ気をつけたいことがあります。トライ式の公式ページは通常どおり掲載されていますが、鹿島学園高校の公式サイトの中野キャンパスのページには「現在生徒募集は行っておりません」と表示されていました(2026年9月22日)。文部科学省の掲載データでもう1校の届け出先になっている鹿島朝日高校のページは、同じ日に開けませんでした。キャンパス自体が募集をやめたという意味かどうかは、公式の情報からは分かりません。入学するときに在籍する高校がどこになるのかは、見学のときに教室で確かめてください。

フェリーチェ高等学院は、中野区内でただ1つ、日常の教室とスクーリングの会場が同じ建物であることを公式サイトでも確かめられた教室です(公式サイトに「星槎国際高等学校(単位制広域通信制高校)の面接等実施施設」と記載)。毎日通う場所とスクーリングの場所を分けたくない方は、ここを比べる候補に入れておくとよいでしょう。

翔和学園の高等部は、公式サイトで、発達障害やそれに類似する苦手さを持つ若者、またそれに起因する不登校・ひきこもり状態にある若者を対象にしていると書かれています。連携先のコードアカデミー高校のカリキュラムを履修することで高校卒業資格を取れる、という仕組みです。

「明聖高校 中野キャンパス」は杉並区。名前に「中野」が入っていても区内とは限りません

調べていて、いちばん気をつけたほうがいいと感じたのがここです。比較サイトで「中野区の通信制高校」として紹介されている学校の中に、中野区の外にあるものや、中野区に校舎が無いものがありました。

  • 明聖高校の中野キャンパス:公式ページの住所は杉並区高円寺南5-15-3です。文部科学省の掲載データでも、杉並区にある明聖高校の分校(スクーリングができる施設)として届け出られています。全日総合・全日IT・全日デザインの3コースがあると公式に書かれています。中野区の南側からは近いので候補にはなりますが、「中野区内の学校」ではありません。杉並区の学校は杉並区 通信制高校の記事で扱っています。
  • 翔洋学園高校 ネットキャンパス:公式サイトに「東京都中野区で通信制高校選ぶなら」というページがありますが、中身は自宅で学ぶ形とスクーリング(年6日)の案内で、中野区内の校舎の住所は書かれていません。文部科学省の掲載データでも、翔洋学園高校の中野区内の拠点はありませんでした(都内の拠点は豊島区・新宿区・立川市・大田区)。
  • KG高等学院 中野キャンパス・翔和学園 高等部:どちらも中野区内に教室がありますが、文部科学省の掲載データには中野区の拠点として出てきません。高校としての届け出の場所がどこになるのか(スクーリングがどこで行われるのか)は、見学のときに確かめてください。

各校が悪いのではなく、名前の付け方と届け出の区分が学校ごとに違うだけです。ただ、見学の予定を組んだ日に「思っていた場所ではなかった」となると、その1日は本人にとってかなり重い体験になります。見学の予約は学校の公式サイトから入れ、住所を地図で確かめてから出かけてください。

机が数台だけの明るい教室で、三人の高校生がノートに向かい、先生が一人の隣で話を聞いている様子
少人数の教室では、先生が隣で話を聞いてくれます

中野で通えるサポート校は、提携する通信制高校とセットで選びます

「中野区 サポート校」「中野 サポート校」で探している方が多いので、ここは厚めに書きます。サポート校は高校ではないので、高卒資格は提携する通信制高校から出ます。つまりサポート校を選ぶことは、同時に「どの通信制高校に在籍するか」を選ぶことでもあります。

教室の名前提携先の通信制高校(本校の所在地)確かめた資料最寄り駅(公式)
トライ式高等学院 中野キャンパス鹿島学園高校(茨城県)・鹿島朝日高校(岡山県)※鹿島学園側のページは「現在生徒募集は行っておりません」の表示(上の注意を参照)文部科学省の掲載データJR中野駅 徒歩約5分
フェリーチェ高等学院星槎国際高校(北海道)文部科学省の掲載データ・公式サイト中野坂上駅 徒歩7分
KG高等学院 中野キャンパス鹿島学園高校・鹿島朝日高校学習センターの公式ページ(対応する高校)中野駅 徒歩4分
翔和学園 高等部コードアカデミー高校(長野県)翔和学園の公式ブログ(2022年8月)公式で確認できず

出典:文部科学省 通信制高等学校情報発信サイトの掲載データ(令和8年4月1日時点)、各校の公式サイト(2026年9月22日確認)。コードアカデミー高校の本校の所在地は文部科学省の掲載データによる

同じ教室が2校と提携している場合は、入学のときに在籍する高校を選ぶことがあります。在籍する高校が変われば、スクーリングの会場・日数と、高校に払う学費が変わります。サポート校を比べるときは、次の3つを1セットで聞くと取り違えが起きません。

  • 在籍する通信制高校はどこか(本校の所在地と、選べるなら何校から選べるか)
  • スクーリングはどこで、年に何日か(中野区内や都内で受けられるか、本校まで行くか、宿泊が要るか)
  • 費用は高校の分とサポート校の分に分けて、それぞれいくらか(就学支援金が使えるのは高校の授業料だけ)

サポート校の費用の構造はサポート校 学費の記事で、募集要項をもとに説明しています。

学費の公表額は、都立が1単位336円、私立は「高校の学費+コースの費用」の二段で見る

中野区内の教室の公式ページを見て回ると、金額をページ上に書いている学校は多くありません。確かめられた公表額は次のとおりです。

学校公表されている額(公式)注意点
都立の通信制3校入学料500円、受講料1単位336円入学考査料・教材費などは別
帝京第三高校 通信制課程(東京・中野校が会場)入学金50,000円、単位履修費1単位12,000円、施設設備費年30,000円、教育充実費年30,000円年度の表記なし。教科書代などは別
鹿島学園高校(トライ式・KGの提携先)入学金0円、施設費24,000円、1単位12,000円、システム管理費・通信費49,000円年度の表記なし。サポート校の費用は別
トライ式・フェリーチェ・KG・翔和学園公式ページに金額の記載なし条件をそろえて見積もりを依頼

出典:東京都教育委員会「授業料等」、各校公式サイト(2026年9月22日確認)

帝京第三高校の通信制課程の公式ページでは、山梨の本校のスクーリングは「週1回の通学学習」か「1週間の集中学習」から選べ、協力施設では集中学習で学ぶと書かれています。中野の会場でどのくらい受けられるのかは、公式ページでは確認できませんでした。

金額を出していない学校が多いのは、コース・通学日数・在籍する高校の組み合わせで総額が変わるためです。悪いことではありませんが、比べたいなら、同じ条件(週何日通うか、どの高校に在籍するか)をこちらから指定して見積もりを取るのが確実です。通信制高校全体の費用の考え方は通信制高校 学費の記事にまとめています。

明聖高校の中野キャンパスは杉並区高円寺南にあること、KG高等学院中野キャンパスと翔和学園高等部は文部科学省のデータに中野区の拠点として出てこないこと、西武新宿線の新井薬師前・沼袋・野方・鷺ノ宮の駅の周りには拠点が無いことを示す3枚のカード
出典:文部科学省 掲載データ、各校公式サイト(2026年9月確認)

就学支援金は2026年度から所得制限が無くなった。都内在住なら都の授業料助成もある

お金の前提が2026年度(令和8年度)に大きく変わりました。文部科学省の令和8年度 高等学校等就学支援金制度等に関する説明会資料には「所得制限を撤廃し、就学支援金の支給に当たって保護者等の収入の状況を問わないこととした」と明記されています。これまで年収の目安で対象外だったご家庭も、対象になります。

区分定額授業料の場合単位制授業料の場合支給期間
公立・通信制520円/月336円/単位48月
私立・通信制28,100円/月13,668円/単位48月
(参考)公立・全日制9,900円/月4,812円/単位36月
(参考)私立・全日制38,100円/月18,528円/単位36月

単位制で受け取る場合は、年間30単位・在学中の合計74単位までという上限があります。私立通信制の年間の支給上限は33万7,200円です。

ここで大事な注意点が2つあります。

1つ目。就学支援金が充てられるのは「授業料」だけです。サポート校の費用や、キャンパスのコース費用には使えません。中野のサポート校に週5日通う形を選んだとき、支援金で軽くなるのは高校側の授業料の部分だけだと考えてください。

2つ目。東京都には都独自の制度があります。都内に住み、東京都以外が認可した私立の通信制高校(中野区内に拠点がある8校は、本校がすべて都外です)に通う場合は、私立都認可外通信制高等学校在学生授業料助成金の対象になることがあります。都のページの記載では「国の制度『就学支援金』と合わせて、最大で33万7,200円まで」とされ、その範囲内で在学校の授業料額(保護者が負担した金額)が上限でした。対象は卒業に必要な単位のための授業料で、サポート校・技能教育施設等の受講料は対象外と明記されています。令和8年度の内容は、2026年9月22日時点のページでも「詳細が決まり次第」ご案内する段階でした。金額を当て込んだ資金計画は、確定してから立ててください。

※2026年9月時点の情報です。最新は公式でご確認ください。

中野区には、高校に入るときの「高等学校等入学支援金」8万円がある

中野区は、区として高校入学時の費用を支える給付をしています。中野区の公式ページによると、いちばん新しい回(令和7年度の制度で、令和8年春に高校などへ進学した人が対象)の内容は次のとおりでした。この回の申請はすでに終わっています(2026年9月22日確認)。

項目内容(令和7年度の制度)
支給額対象となる子ども1人につき80,000円
対象の子ども令和7年度に中学校を卒業し令和8年度中に高等学校等に進学する生徒、または令和5・6年度に中学校を卒業した子ども
世帯の条件申請時に中野区在住。令和8年1月1日時点で児童扶養手当を受けているか、令和7年度分の住民税が非課税。生活保護受給世帯は対象外
申請原則として申請フォームから。期限は令和8年3月31日(火)必着(郵送は当日消印有効)。中学3年生の対象世帯には、区から申請のお知らせが順次送られる

対象の「高等学校等」について、区のページには「高等学校、特別支援学校の高等部、高等専門学校、専修学校の高等課程など」と書かれていますが、通信制課程やサポート校が含まれるかは明記されていません。ここは推測で判断せず、区の子育て支援課 子ども・子育て支援係に直接確認してください。中学を卒業してから1〜2年たってから高校に入る場合も対象に入る書き方なので、いったん進学をやめていた方も一度問い合わせてみる価値があります。次の回(令和9年春の進学の分)の内容と申請の時期は、2026年9月22日時点では区のページに出ていませんでした。区のページで確かめてください。

中野区ならではの通信制高校選びのポイント:先に「どの駅に出るか」を決める

中野区は南北に長く、住んでいる場所によって使う路線がまったく違います。区内の拠点は中野駅・中野坂上・東中野の3つの駅の周りに集まっているので、学校名から選ぶより先に「どの駅に出るか」を決めると、候補がすぐに絞れます。

住んでいる地域使いやすい路線区内の候補区外の候補の例
中野駅の周り・中野区の中央JR中央線・総武線、東西線トライ式、KG高等学院(中野駅)東西線で新宿山吹(早稲田・神楽坂)、高田馬場
中野坂上・本町・弥生町丸ノ内線、大江戸線フェリーチェ、翔和学園(中野坂上)丸ノ内線・大江戸線で新宿方面
東中野・上高田JR総武線、大江戸線区内の日常の教室は無し(会場のみ)総武線・大江戸線で新宿方面
新井薬師前・沼袋・野方・鷺ノ宮西武新宿線駅の周りには無し西武新宿線で高田馬場・西武新宿、バスで中野駅

西武新宿線の沿線に住んでいる方には、隣の新宿区の高田馬場が現実的な選択肢になります。新宿区の記事によると、高田馬場の周りには通信制高校の拠点が集まっています。詳しくは新宿 通信制高校の記事をご覧ください。

選ぶときのコツは、いまの状態ではなく「悪い日」に合わせることです。調子のいい日を基準に週5を選ぶと、崩れたときに通えなくなり、そこで自信を失います。週1から始めて増やすほうが、結果的に通学日数は多くなることがあります。中野駅の周りは商店街や繁華街もあるので、生活リズムが崩れている時期は、放課後の過ごし方まで家庭で話しておくと安心です。

中野区で見つからないなら、隣の区と東京都全体に広げる

中野区内の日常の教室は数が少ないので、隣の区まで広げると選択肢は一気に増えます。中野駅からは中央線で新宿へ、東西線で高田馬場へ、西武新宿線の沿線からは高田馬場へ出られます。隣の区の拠点と都立3校の違いは、次の記事で同じ形で整理しています。

そしてもう1つ、「中野区」という条件そのものを外す選び方もあります。通信制高校は、もともと毎日通うことを前提にしていない学校です。単位はレポート・スクーリング(面接指導)・試験で認定されるので、日々の出席日数で進級が決まるわけではありません。オンライン中心のサポート校を選べば、住んでいる場所で選択肢が決まらなくなります。

選択肢の1つとしてのニジ高(正直な注意点)

私たちNIJIN高等学院(ニジ高)も、この「サポート校」にあたります。運営は株式会社NIJINです。中野区の読者に対して、正直にお伝えしておきたいことがあります。

  • ニジ高は高校ではありません。高卒資格は提携する通信制高校で取ります。在籍は提携校とニジ高の2つになります。
  • 中野区内に校舎はありません。オンライン中心で、担任がつく形で全国から通えます。ニジ高の生徒は、相談のうえでNIJINアカデミー(ニジ高はその高等部。小中学生のオルタナティブスクール)の全国の教室に通うこともできます。教室の一覧はキャンパス一覧、通える曜日は体験説明会でお確かめください。
  • 学院内でのスクーリングはありません。提携する通信制高校のスクーリングには参加が必要で、ニジ高はその日程の調整と準備を支えます。会場と日数は提携校ごとに違うので、体験説明会でお確かめください。
  • 費用は提携校の分とニジ高の分の両方がかかります。就学支援金が使えるのは提携校の授業料だけで、ニジ高の分には使えません。金額は学費のご案内のページをご覧ください。

そのうえで、ニジ高にできることも書きます。カメラとマイクをオフにして、チャットだけの参加から始められます。生活リズムに波があっても続けられるよう、授業のアーカイブ視聴や中学内容の学び直しにも対応しています。生徒会・サークル・学園祭があり、行事は生徒が企画・運営する側になれます。総合型選抜に向けた小論文・面接・自己PRの講座にも力を入れて取り組んでいます。これまでグループ全体で650名以上の不登校の生徒をサポートしてきました。転入・編入もでき、出願にかかる費用は無料です。

また、提携校以外の通信制高校に在籍したまま、ニジ高を併用することもできます。中野区内に教室がある学校に在籍しながら、日々の学習や仲間づくりをオンラインで補う形です。その場合、卒業資格・スクーリング・単位は在籍する学校のもので、費用は在籍校とニジ高の両方がかかります。

中野駅や中野坂上まで通える日がある方は、区内の教室とオンラインを比べてみてください。通えない日が多い方は、まずオンラインで学ぶ形がどういうものかを知っておくだけでも、選択肢の見え方が変わります。転入と編入の違いは通信制高校 転入 編入の記事で整理しています。

中野区で迷ったときの進め方(3ステップ)

中野区は区内の教室が少ないぶん、区外を含めて考える必要があります。次の順で進めると、候補を3つ前後まで絞れます。

ステップ1:通える頻度と「出る駅」を、悪い日基準で決める

週5か、週2〜3か、週1か、オンライン中心か。本人が「調子の悪い日でもこれならできる」と言える頻度を選びます。あわせて、中野駅・中野坂上に出るのか、高田馬場や新宿まで出るのか、公立の新宿山吹(土曜のみ)を考えるのかも決めておきます。

ステップ2:その3〜4校に、同じ条件で見積もりを依頼する

「週◯日で、◯年◯月に入学(転入)した場合の、初年度にかかる総額」と条件をそろえて聞きます。高校に払う分とサポート校・コースに払う分を分けてもらい、就学支援金を引く前か後かも確かめます。

ステップ3:見学は1日に2校まで。同じ3つの質問をする

比べられるのは、同じ質問をしたときだけです。①この校舎は高校ですか、サポート校ですか(サポート校なら提携先はどこですか)。②スクーリングはどこで何日ありますか。③調子が悪くて来られない日は、どう扱われますか。この3つで学校の姿勢はかなり分かります。

自室の机でノートパソコンのオンライン授業に参加する高校生と、お茶を運んでくる母親
通う日以外は自宅で学べます。夕方から取り組む日もあります
オンラインで学ぶニジ高の生徒

中野まで通えない日も、オンラインで最高の青春を

ニジ高は「オンラインで最高の青春を」を掲げるサポート校です。全国の仲間とつながり、行事も生徒が自分たちで企画・運営します。1クラス8人で、通信制に足りなかった「対人感性・コミュニケーション」をプラス。卒業資格は提携校で取り、スクーリングが必要です。体験説明会で、授業の様子や通い方を見てみませんか。

体験説明会の日程を見る → LINEで気軽に相談する

よくある質問

Q. 中野区に公立の通信制高校はありますか?

A. ありません。都立の通信制課程は一橋(千代田区)・新宿山吹(新宿区)・砂川(立川市)の3校だけです。中野区からいちばん通いやすいのは新宿山吹で、中野駅から東西線1本で最寄りの早稲田駅・神楽坂駅に行けます(どちらも徒歩10分)。スクーリングは土曜日に年24日です。

Q. 中野駅周辺にはどんな通信制高校がありますか?

A. 文部科学省の掲載データでは、中野駅の周りにある拠点は4か所です。日常的に通う教室はトライ式高等学院 中野キャンパス(中野駅 徒歩約5分)で、ほかの3か所は専門学校・高等専修学校・大学の住所にあるスクーリングの会場です。文部科学省のデータには出てきませんが、KG高等学院 中野キャンパス(中野駅 徒歩4分)もあります。

Q. 中野のキャンパスに通えば、スクーリングも中野で受けられますか?

A. 学校によって違います。フェリーチェ高等学院は星槎国際高校のスクーリングができる施設ですが、トライ式高等学院 中野キャンパスは学習を支える施設として届け出られています。見学のときに「スクーリングはどこで、年に何日ありますか」と確認してください。

Q. 中野区在住でもNIJIN高等学院は利用できますか?

A. できます。オンライン中心なので住んでいる区に関係なく参加でき、ほかの通信制高校に在籍しながら併用することもできます。ただしニジ高は高校ではないため、卒業資格は提携する(または在籍する)通信制高校で取り、そのスクーリングには参加が必要です。

Q. 今の高校に在籍したままでも相談できますか?

A. できます。転校を前提にしない相談で構いません。今の学校を続ける方向で整理して終わることもあります。

まとめ:中野区は複数路線からアクセスしやすい環境。区内の少なさは、区外とオンラインで補えます

中野区で通信制高校を探し始めると、「区内に学校が少ない」と感じて不安になるご家庭が少なくありません。けれど、中野区は中央線・東西線・丸ノ内線・大江戸線・西武新宿線が通る区で、新宿・高田馬場・池袋のどこにも出やすい場所です。区内の少なさは、そのまま選択肢の少なさではありません。

この記事で確かめたことは、3つにまとめられます。中野区に本校がある通信制高校は無く、都立では新宿山吹が東西線1本で通えること。区内の拠点は8校・8か所で、日常的に通う教室として登録されているのはフェリーチェとトライ式の2か所であること。そして、名前に「中野」が入っていても区外の学校があるので、住所と提携先を公式で確かめること。順番さえ決まれば、あとは1つずつ聞いていくだけです。

今日決めなくて大丈夫です。学校を決める前に、まず「どの駅に出るか」と「何を聞けばいいか」を決めるところから始めてください。

オンラインで学ぶニジ高の生徒
オンラインで、青春する。

退屈を、わくわくに。自分たちで学校をつくるニジ高の体験説明会へ

全国どこからでもカメラ・マイクはオフでOK転入・編入は随時受付

通信制高校サポート校 NIJIN高等学院(ニジ高)/出願費用は無料です。無理に勧めることはありません。

あわせて読みたい

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次