高校生の起立性調節障害と発達障害|朝起きられない子どもへの向き合い方

「朝どうしても起きられない」「昼過ぎになるとなんとか動けるようになる」こういった症状に悩む高校生の中に、「起立性調節障害(OD)」と診断されるケースがあります。さらに、発達障害との合併も多いと言われています。この記事では、起立性調節障害と発達障害の関係、そして朝起きられない子どもへの正しい向き合い方を解説します。

目次

起立性調節障害(OD)とはどんな状態か

起立性調節障害(OD:Orthostatic Dysregulation)は、自律神経の調節がうまくいかなくなることで、起立時に血圧が低下したり心拍数が上がりすぎたりする状態です。思春期に多く見られ、特に高校生の女子に多いですが男子にも起こります。

主な症状は、朝起きられない・めまい・立ちくらみ・倦怠感・頭痛などです。午前中に症状が強く、午後になると回復するのが特徴です。本人が「怠けている」「だらしない」と誤解されやすいですが、自律神経の機能不全による医学的な状態です。

発達障害との関係

ASD・ADHDを持つ子どもは、起立性調節障害を合併しやすいことが報告されています。感覚過敏による睡眠の問題(眠れない・眠りが浅い)が起立性調節障害を悪化させることもあります。また、発達障害による生活リズムの乱れ(夜更かし・不規則な食事)が、自律神経のバランスを崩す要因になることもあります。

発達障害と起立性調節障害が重なっている場合、単純に「学校に行きなさい」では状況が改善しません。両方の特性への理解に基づいた対応が必要です。

朝起きられない子どもへの正しい向き合い方

まず最も大切なのは、「怠けではない」と理解することです。医療機関(小児科・内科)を受診し、起立性調節障害の診断を受けることをお勧めします。起立性調節障害は、水分・塩分の摂取増加・頭部の高い位置での就寝・ゆっくりと起き上がるなどの対応で改善することがあります。

学校には、起立性調節障害の診断書をもとに、遅刻の配慮・午後からの登校・別室での授業参加などを依頼できます。これらの配慮は合理的配慮として学校に求めることができます。

通信制高校が合っている理由

起立性調節障害と発達障害が重なっている高校生にとって、朝の決まった時間に登校することが非常に難しいケースがあります。通信制高校では、登校頻度が少なく、学習時間を自分で選べるため、症状が軽い時間帯に学習を進めることができます。

NIJIN高等学院では、起立性調節障害や発達障害を持つ生徒の特性に合わせた柔軟な学習スケジュールをサポートしています。「朝起きられないから学校に行けない」という状況でも、高校卒業資格の取得を目指すことが可能です。まずは無料の個別相談会でご相談ください。

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