「また宿題出し忘れた」「教科書を学校に置いてきた」——こんなことが毎日続いて、自分を責めていないだろうか?
発達障害(特にADHD)があると、忘れ物・提出物のミスは「不注意」でなく、脳の仕組みによるものだ。だから、根性や気合いだけで解決しようとしても難しい。
なぜ発達障害だと忘れ物・提出物が出せないのか
ADHDでは、ワーキングメモリ(作業記憶)が弱い傾向がある。つまり、「覚えながら行動する」のが難しい。
また、時間感覚がずれやすく「まだ大丈夫」と思っているうちに期限を過ぎてしまうことも多い。さらに、複数の課題を並行して管理するのも苦手なことがある。
これらは意志の弱さではない。なお、ASDでも「自分のルールから外れた課題への優先順位付け」が難しいことがある。
今日から使える:忘れ物対策5つ
まず、「帰る前チェックリスト」をスマホのメモに作ろう。毎日同じ時間にアラームを設定して確認する習慣をつけると効果的だ。
次に、「全部ランドセル(バッグ)に入れる」ルールを決める。使った後は即バッグに戻す、という動作を習慣化しよう。
また、「必ず通る場所」に置くことも有効だ。例えば、玄関・机の上など、目につく場所に提出物を置いておく。
さらに、親や先生など信頼できる人に「〇日が締め切り」と伝えておくことで、リマインドしてもらえる関係を作っておこう。
そして、スマホのカレンダーアプリに提出期限を登録し、3日前・1日前にアラームを設定するのも非常に効果的だ。
提出物が出せないとき、先生には正直に相談しよう
どうしても提出できなかったとき、黙っているより正直に伝えるほうがいい。「期限に間に合いませんでした、いつまでに出せますか?」と聞くだけで、対応してもらえることも多い。
また、学校によっては「合理的配慮」として、期限の延長や提出方法の変更に応じてもらえる場合がある。
環境ごと変えるという選択肢もある
対策をしても「この学校では限界」と感じることもある。そのときは、環境を変えることを検討してほしい。
NIJIN高等学院(ニジ高)は、発達障害・不登校の高校生に特化したオンライン通信制サポート校だ。個々の特性に合わせたサポートが受けられる環境が整っている。
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