足立区 通信制高校|都立は無く区内7拠点。北千住のサポート校と提携先【2026】

足立区で通信制高校を探していると、「北千住に学校がある」「西新井にもあるらしい」という話は見つかるのに、どこが高校で、どこがサポート校で、どこでスクーリングを受けるのかまでは、なかなか分かりません。紹介サイトによって学校の数も4校、5校、9件とばらばらです。

結論から言うと、足立区に都立の通信制高校はありません。区内にあるのは、他県に本校がある私立の通信制高校の拠点とサポート校で、文部科学省の掲載データで数えると6校・のべ13件・所在地で7か所でした。北千住に2か所、西新井・江北に2か所、五反野に1か所、東和に2か所です。そしてスクーリング(面接指導)まで受けられる施設は3か所だけで、北千住駅の近くの2か所はどちらも学習を支える施設として届け出られています。

この記事は、文部科学省の通信制高等学校情報発信サイトの掲載データ(令和8年4月1日時点)、東京都教育委員会・東京都生活文化局・足立区の公式ページ、各校の公式サイトを2026年9月21日に開いて確認した内容でできています。まとめサイトの学校リストは使っていません。公式で確認できなかったことは、確認できなかったと書いています。

サポート校と通信制高校の違いそのものは、通信制サポート校の記事で国の調査をもとに整理しています。いま決めなくて大丈夫です。まずは「足立区で何が選べて、何が選べないのか」を一緒に確かめましょう。

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目次

結論:足立区 通信制高校の早見

  • 足立区に都立の通信制高校は無い。都立の通信制課程は一橋(千代田区)・新宿山吹(新宿区)・砂川(立川市)の3校だけです。北千住から近いのは一橋高校です。
  • 区内に本校がある通信制高校も0校。区内にあるのは他県に本校がある6校の拠点で、所在地で数えると7か所です(文部科学省の掲載データ・令和8年4月1日時点)。
  • スクーリングまで受けられる施設は3か所(五反野の飛鳥未来高校 足立キャンパスと、東和にある未来高校の2か所)。残る4か所は学習を支える施設で、スクーリングは別の会場へ行きます。
  • 北千住駅の近くの拠点は2か所(KG高等学院 北千住キャンパス、トライ式高等学院 北千住キャンパス)。どちらも鹿島学園高校などと提携するサポート校・学習センターです。
  • 「足立区 サポート校」「北千住 サポート校」で探すときは、提携している通信制高校とセットで確かめます。区内の7か所のうち4か所が、鹿島学園・鹿島朝日・鹿島山北のいずれかの拠点です。
  • 2026年度から就学支援金の所得制限は無くなり、私立通信制は年33万7,200円が上限です。足立区には通信制の生徒も対象の「高校生世代応援支援金」(年5万円・所得の要件あり)もあります。
  • 家から出にくい時期は、オンライン中心のサポート校(NIJIN高等学院など)で、提携校の卒業をめざす方法もあります。
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そもそも通信制高校がどういう学校か(卒業の3条件・全日制との違い)から確かめたい方は、通信制高校とはの記事を先に読むと、この先の比較が分かりやすくなります。

足立区の通信制高校事情:区内に都立の通信制は無く、私立の拠点が6校・7か所ある

「まずは都立から」と考える方は多いのですが、足立区内には都立の通信制課程を置く高校がありません。区内に都立の全日制・定時制の高校はありますが、通信制は別です。東京都教育委員会の都立高等学校一覧と都立高等学校通信制課程入学者選抜実施要綱(令和8年度)で、都立の通信制は一橋・新宿山吹・砂川の3校だけと確かめられます。

私立についても、足立区に本校を置く通信制高校はありませんでした。区内にあるのは、茨城県・岡山県・神奈川県・奈良県・愛媛県・北海道に本校がある広域通信制高校の拠点です。本校が他県にある学校の仕組みは広域通信制高校とはの記事で説明しています。

通信制高校には、卒業資格を出す「本校」と、本校の外で学習やスクーリングを行う拠点があります。拠点は国の制度で「通信教育連携協力施設」と呼ばれ、各校の「キャンパス」「学習センター」、サポート校の教室などがここに入ります。文部科学省の通信制高等学校情報発信サイトには全国の通信制高校349校と拠点のべ4,632件が載っていて、この中から所在地が足立区のものを数えました。

地域所在地の数うちスクーリングができる施設拠点(文科省データの名称)
北千住(千住2丁目・3丁目)2か所0か所KG高等学院 北千住キャンパス、イデア高等學院(同じ建物)、トライ式高等学院 北千住キャンパス
西新井(西新井栄町)1か所0か所足立学習センター 西新井キャンパス(鹿島学園・鹿島朝日・鹿島山北の3校が届け出)
江北1か所0か所KG高等学院 舎人ライナー江北キャンパス
五反野(足立1丁目)1か所1か所飛鳥未来高校 足立キャンパス
東和2か所2か所未来高校 東京城東学習センター事務所、東和地域学習センター

出典:文部科学省 通信制高等学校情報発信サイト(掲載データは令和8年4月1日時点。2026年9月21日に所在地で集計。同じ建物の住所の表記ゆれは1か所にまとめました)

学校ごとに数えると、足立区内に拠点を届け出ているのは6校・のべ13件でした。鹿島学園高校(茨城県鹿嶋市)・鹿島朝日高校(岡山県岡山市)・鹿島山北高校(神奈川県山北町)の3校で13件中9件を占めます。1つの教室を2〜3校が拠点として届け出ているため、建物で数え直すと7か所になります。紹介サイトの「4校」「9件」という数の違いは、この数え方の違いによるものと考えられます。

足立区内の通信制高校・サポート校を比較表で見ると、スクーリングができるのは3か所だけ

7か所を1つずつ、公式サイトで住所と最寄り駅を確かめました。種別は文部科学省の掲載データの区分です。

校舎名種別(文科省データ)住所/最寄り駅(公式)通学スタイル(公式の記載)
飛鳥未来高校 足立キャンパススクーリングができる施設足立1-13-26-5F/東武スカイツリーライン 五反野駅 徒歩6分ベーシック・スタンダード・3DAY・5DAYスタイル、美容師免許取得コース
KG高等学院 北千住学習等支援施設(サポート校)千住3-5 小寺ビル2F/北千住駅 西口 徒歩5分週2日〜5日制(鹿島山北の提携ページでは週1日制・自宅学習制も)
トライ式高等学院 北千住キャンパス学習等支援施設(サポート校)千住2-58 ジェイシティ北千住2F/北千住駅 西口 徒歩2分通学・オンライン・在宅から選択、週1回の登校から
イデア高等學院学習等支援施設(サポート校)千住3-5 小寺ビル2F(文科省データ)/駅は公式で確認できず週3〜5日の通学、10時〜15時の自由登校
鹿島学園高校 足立学習センター 西新井キャンパス学習等支援施設西新井栄町2-22-6/西新井駅 西口 徒歩7分、大師前駅 徒歩7分週2日〜5日制・週1日制・個人指導制・自宅学習制・ネット指導制
KG高等学院 舎人ライナー江北キャンパス学習等支援施設江北4-5-1(文科省データ)/公式ページは確認できず公式ページで確認できず
未来高校 東京城東学習センター事務所(東都みらい高等学院)スクーリングができる施設東和2-18-5/最寄り駅は公式で確認できず公式ページで確認できず
未来高校 東和地域学習センタースクーリングができる施設東和3-12-9(文科省データ)/公式で確認できず公式ページで確認できず

※各校の住所・駅・通学スタイルは2026年9月21日に各校公式サイトで確認した内容です。KG高等学院 北千住とイデア高等學院は、文部科学省のデータでは同じ住所で届け出られているため、所在地の数では1か所として数えています。最新の情報は各校の公式サイトでご確認ください。

表を見ると、足立区の拠点は「北千住=駅前のサポート校」「西新井・江北=鹿島系の学習センター」「五反野=飛鳥未来の大きなキャンパス」「東和=未来高校の学習センター」と、エリアごとに性格がはっきり分かれています。住んでいる場所から近いエリアを1つ選び、そのエリアの学校から見に行くと、比べる範囲が絞れます。

北千住駅周辺のキャンパスは2か所。どちらもスクーリングは別の会場で受ける

北千住駅はJR常磐線・東京メトロ日比谷線・千代田線・東武スカイツリーライン・つくばエクスプレスが集まる駅で、足立区の外からも通いやすい場所です。つくばエクスプレスでつながるつくば 通信制高校の拠点も、同じ路線で行き来できます。「北千住 通信制高校」で探すと、駅の西口から歩ける2つの教室が出てきます。

  • トライ式高等学院 北千住キャンパス(千住2-58 ジェイシティ北千住2F・西口から徒歩2分)。公式ページでは、通学・オンライン・在宅から選べ、週1回の登校から始めて日数を増やせるとしています。文部科学省のデータでは、鹿島学園高校と鹿島朝日高校の拠点として届け出られています。
  • KG高等学院 北千住キャンパス(千住3-5 小寺ビル2F・西口から徒歩5分)。鹿島学園高校の公式ページでは週2日〜5日制。同じ教室が、鹿島朝日高校・鹿島山北高校の拠点としても届け出られています。

ここで知っておいてほしいのは、2か所とも文部科学省のデータでは「学習等支援施設」だという点です。日々の学習やレポートの支援は北千住で受けられますが、単位の修得に必要なスクーリング(面接指導)は、在籍する通信制高校が指定する別の会場で受けます。会場が都内なのか、本校のある県なのか、宿泊が要るのかは、在籍する高校とコースで変わります。

北千住は乗り換えの多い駅なので、見学のときは教室だけでなく「スクーリングの会場までの行き方」もあわせて聞いておくと、通い始めてからの負担が読みやすくなります。スクーリングに行けないとどうなるかは通信制高校 スクーリングの記事で説明しています。

並木のある広場のベンチで、スマートフォンの路線図を一緒に見る母親と高校生の息子
足立区内の拠点は北千住・西新井・江北・五反野・東和に分かれています。家から近い拠点と、スクーリングを受ける会場までの行き方を一緒に確かめておきましょう。

西新井・江北エリアのキャンパスは、鹿島系3校の学習センターが中心

区の西側・北側に住んでいる方には、西新井と江北の拠点が候補になります。

足立学習センター 西新井キャンパス(西新井栄町2-22-6)は、東武スカイツリーライン西新井駅の西口から徒歩7分、東武大師線の大師前駅からも徒歩7分です。鹿島学園高校の公式ページでは、週2日〜5日制・週1日制・個人指導制・自宅学習制・ネット指導制の5つから選べるとしています。文部科学省のデータでは、同じ住所が鹿島学園・鹿島朝日・鹿島山北の3校の拠点として届け出られています。鹿島朝日高校の提携ページには、日暮里・舎人ライナーの江北駅から徒歩20分、バスの「栗原町」から徒歩3分という行き方も載っていました。

KG高等学院 舎人ライナー江北キャンパス(江北4-5-1)は、文部科学省のデータでは鹿島朝日高校の学習等支援施設です。ただ、鹿島学園の公式サイトにあるこの教室のページは、2026年9月21日と22日に開くと、どちらも見つかりませんでした(404)。移転や統合の可能性もあるため、見学を考える場合は、学校の代表窓口に「江北の教室は今も開いていますか」と先に確かめてください。

西新井・江北の2か所も、北千住と同じく学習等支援施設です。スクーリングは別の会場になります。

五反野・東和:スクーリングまでできる拠点は飛鳥未来と未来高校の3か所

足立区内で「面接指導等実施施設」(その建物でスクーリングや試験を受けられる施設)として届け出られているのは、次の3か所です。

施設本校(文科省データ)最寄り駅(公式)ひとこと
飛鳥未来高校 足立キャンパス奈良県天理市五反野駅 徒歩6分区内でいちばん大きな拠点。文科省データの在籍者は734人(定員760人)
未来高校 東京城東学習センター事務所愛媛県松山市公式で確認できず未来高校の公式サイトでは「東都みらい高等学院」の名前で案内
未来高校 東和地域学習センター愛媛県松山市公式で確認できず文科省データの在籍者は0人(定員5人)

出典:文部科学省 通信制高等学校情報発信サイト(掲載データ・令和8年4月1日時点)、各校公式サイト(2026年9月21日確認)

飛鳥未来高校 足立キャンパスは、紹介サイトによっては「綾瀬キャンパス」と書かれていることがありますが、公式ページの名前は「足立キャンパス」、最寄り駅は東武スカイツリーラインの五反野駅です。通学スタイルは、月1回のホームルームと自分のペースのスクーリングを組み合わせるベーシック、週1日のスタンダード、週3日の3DAY、週3日の通学とコースを合わせた5DAYから選びます。

未来高校の東和の拠点は、紹介サイトで「東都みらい高等学院 本校」と書かれていることがあります。未来高校の公式サイトの学習センター一覧では「東京城東学習センター事務所:東都みらい高等学院」とされていて、高校の本校は愛媛県松山市です。東都みらい高等学院の公式サイトは、2026年9月21日には開けませんでした。

足立区で通えるサポート校は、提携する通信制高校とセットで選びます

「足立区 サポート校」「北千住 サポート校」で探している方に向けて、ここは厚めに書きます。サポート校は高校ではないので、高卒資格は提携する通信制高校から出ます。つまりサポート校を選ぶことは、同時に「どの通信制高校に在籍するか」を選ぶことでもあります。

文部科学省の掲載データには、どの通信制高校がどの教室を拠点として届け出ているかが載っています。足立区内のサポート校・学習センターについて、提携先を並べました。

教室の名前(文科省データ)提携先として届け出ている通信制高校所在地最寄り駅(公式)
KG高等学院 北千住キャンパス鹿島学園高校・鹿島朝日高校・鹿島山北高校千住3-5北千住駅 西口 徒歩5分
トライ式高等学院 北千住キャンパス鹿島学園高校・鹿島朝日高校千住2-58北千住駅 西口 徒歩2分
イデア高等學院星槎国際高校千住3-5公式で確認できず
足立学習センター(西新井キャンパス)鹿島学園高校・鹿島朝日高校・鹿島山北高校西新井栄町2-22-6西新井駅 西口 徒歩7分
KG高等学院 舎人ライナー江北キャンパス鹿島朝日高校江北4-5-1公式で確認できず
東都みらい高等学院(東京城東学習センター事務所)未来高校東和2-18-5公式で確認できず

出典:提携先と所在地は文部科学省 通信制高等学校情報発信サイトの掲載データ(令和8年4月1日時点)、最寄り駅は各校公式サイト(2026年9月21日確認)

表のとおり、足立区のサポート校・学習センターの多くは鹿島学園高校(茨城県鹿嶋市)、鹿島朝日高校(岡山県岡山市)、鹿島山北高校(神奈川県山北町)と提携しています。3校は姉妹校提携を結んでいると公式サイトに書かれていますが、学校としては別で、本校の場所もスクーリングの会場も違います。同じ北千住の教室に通っても、どの高校に在籍するかで、スクーリングの行き先と高校に払う学費が変わります。

イデア高等學院は、文部科学省のデータでは星槎国際高校(北海道札幌市)の拠点として届け出られていますが、星槎国際高校の公式キャンパス一覧に足立区の拠点は見当たらず、イデア高等學院の公式サイトにも提携先の記載はありませんでした。入学を考える場合は、在籍する高校がどこになるのかを最初に聞いてください。

サポート校を比べるときは、次の3つを1セットで聞くと取り違えが起きません。

  • 在籍する通信制高校はどこか(本校の所在地と、選べるなら何校から選べるか)
  • スクーリングはどこで、年に何日か(都内で受けられるか、本校まで行くか、宿泊はあるか)
  • 費用は高校の分とサポート校の分に分けて、それぞれいくらか(就学支援金が使えるのは高校の授業料だけ)

サポート校の費用の構造はサポート校 学費の記事で、募集要項をもとに説明しています。

足立区内にある通信制高校の拠点7か所のうち、スクーリングができる面接指導等実施施設は五反野1・東和2の3か所で、北千住2・西新井と江北2の4か所は学習等支援施設であることを示す比較表
出典:文部科学省 通信制高等学校情報発信サイト 掲載データ(令和8年4月1日時点)より集計

都立の通信制3校は区外。北千住からは一橋高校が近い

都立の通信制は区外にしかありませんが、足立区に住んでいても出願はできます。住んでいる区による制限はありません。

学校名所在地最寄り駅(学校の公式ページ)受講料
都立一橋高校千代田区東神田1-12-13JR馬喰町駅 徒歩3分、都営新宿線 馬喰横山駅 徒歩4分、秋葉原駅 徒歩13分など1単位336円
都立新宿山吹高校新宿区山吹町81東京メトロ有楽町線 江戸川橋駅 徒歩10分、東西線 神楽坂駅・早稲田駅 徒歩10分など1単位336円
都立砂川高校立川市泉町935-4多摩モノレール 泉体育館駅 徒歩3分1単位336円

出典:各校公式サイトのアクセスページ、東京都教育委員会「授業料等」(2026年9月21日確認)

足立区から見ると、一橋高校がいちばん近い都立の通信制です。一橋高校の公式アクセスページには秋葉原駅から徒歩13分とあり、秋葉原へは北千住から日比谷線やつくばエクスプレスで乗り換えなしで出られます。新宿山吹高校は都心の西側、砂川高校は多摩地域なので、足立区からは片道が長くなります。

費用は、東京都教育委員会の授業料等のページによると、通信制課程は入学料500円・通信教育受講料が1単位あたり336円です。入学考査料や日本スポーツ振興センター共済掛金、実習教材費、レポートの郵送料などが別にかかります。

ただし、都立の通信制には学力検査があります。令和8年度は2月22日(日)に実施され、検査は新宿山吹が国語・数学・英語を総合して70分、一橋と砂川が同じく総合して60分でした。前期の出願は1校に限られます。「試験がないから公立」という理解のまま準備を進めると、ここでつまずきます。公立の通信制の仕組み全般は公立 通信制高校の記事で整理しています。

学費は公表額で比べる。区内の拠点で金額を公式に出しているのは飛鳥未来と鹿島学園

足立区に拠点がある6校と、北千住のサポート校の公式サイトを見て回りました。金額を公式ページに載せていたのは、飛鳥未来高校と鹿島学園高校の2校です。トライ式高等学院とKG高等学院の北千住のページには、金額は載っていませんでした。

学校(公式の学費ページ)授業料の単価授業料以外にかかるもの(公式の表記)公式に書かれている目安
飛鳥未来高校1単位10,000円(26単位で260,000円)入学金10,000円、施設設備費60,000円、補習費10万〜28万円(スタイルで違う)、諸経費約55,000円年間485,000〜665,000円、就学支援金の対象なら225,000〜405,000円(1年目26単位・入学金を含む額。選考料10,000円と、5DAYの選択コース費用は別)
鹿島学園高校1単位12,000円入学金0円、施設費年24,000円、システム管理費・通信費年49,000円、共済掛金年252円就学支援金を差し引いた3年間の合計負担額219,756円(新入生の場合)。学習センターや通学コースの費用は別途

出典:各校の公式学費ページ(2026年9月21日確認)。飛鳥未来高校のページには表の年度の明記がなく、各種コース・美容師免許取得コースの学費はキャンパスごとに違うため募集要項で確認するよう書かれています。

この2つの数字は、そのまま並べて比べられるものではありません。飛鳥未来高校の額には補習費(通学スタイルの費用)が入っていますが、鹿島学園高校の219,756円は高校に払う分だけで、北千住や西新井の学習センター・サポート校の費用は別にかかると公式に書かれています。鹿島学園の拠点に通うなら、「高校の分」と「教室の分」の2つの見積もりをそろえてから比べてください。

金額を出していない学校は、コース・通学日数・在籍する高校の組み合わせで総額が変わるためです。比べたいときは「週◯日で、◯年◯月に入学・転入した場合の初年度の総額」と条件をこちらから指定して見積もりを取るのが確実です。通信制高校全体の費用の考え方は通信制高校 学費の記事にまとめています。

明るい小さな教室で、ノートに向かう高校生2人と、横で説明するスタッフ
学習センターやサポート校の教室は、高校とは別に費用がかかります。高校に払う分と教室に払う分を分けて見積もりをそろえると比べやすくなります。

就学支援金は2026年度から所得制限なし。都の助成もサポート校の費用には使えない

お金の前提は2026年度(令和8年度)に大きく変わりました。文部科学省の令和8年度 高等学校等就学支援金制度等に関する説明会資料には「所得制限を撤廃し、就学支援金の支給に当たって保護者等の収入の状況を問わないこととした」と明記されています。

区分定額授業料の場合単位制授業料の場合支給期間
公立・通信制520円/月336円/単位48月
私立・通信制28,100円/月13,668円/単位48月
(参考)公立・全日制9,900円/月4,812円/単位36月
(参考)私立・全日制38,100円/月18,528円/単位36月

単位制で受け取る場合は、年間30単位・在学中の合計74単位までという上限があります。私立通信制の年間の支給上限は33万7,200円です。

注意点は2つあります。1つ目。就学支援金が充てられるのは「授業料」だけです。サポート校の費用や、学習センター・通学コースの費用には使えません。

2つ目。東京都には都独自の制度があります。都内に住み、東京都以外が認可した私立の通信制高校に通う場合は、私立都認可外通信制高等学校在学生授業料助成金の対象になることがあります。足立区に拠点がある6校は、どれも本校が東京都の外にある学校です。令和7年度は「国の制度『就学支援金』と合わせて、最大で33万7,200円まで」とされ、その範囲内で在学校の授業料額(保護者が負担した金額)が上限でした。対象は卒業に必要な単位のための授業料で、サポート校・技能教育施設等の受講料は対象外と明記されています。令和8年度の内容は、2026年9月21日時点のページでも「詳細が決まり次第」ご案内する段階でした。

※2026年9月時点の情報です。最新は公式でご確認ください。

足立区の「高校生世代応援支援金」は通信制の生徒も対象。年5万円で、所得の要件がある

足立区には、区独自の給付があります。足立区「高校生世代応援支援金」は、部活動や習い事、資格取得などに挑戦したい高校生世代に年5万円を支給する制度で、令和8年度は2027年1月29日(金)まで申請を受け付けています。上位の紹介ページでは、この制度に触れているものは見当たりませんでした。

項目足立区の公式ページの記載(令和8年度)
対象足立区に住み、平成20年4月2日〜平成23年4月1日生まれ、または高等学校の全日制・定時制・通信制の課程などに在籍している方
所得の要件課税世帯で、保護者の区市町村民税所得割(税額控除前)の合計が105,000円以下。0円の世帯(生活保護受給世帯・非課税世帯)は対象外
金額5万円(年額)。学年(年度)ごとに申請できる
使いみちの例部費・習い事、塾代・参考書・模擬試験・検定料、進学や就職用のパソコン・スーツ、オープンキャンパスの交通費など
申請オンラインまたは郵送・窓口。領収書などは支給後に提出

出典:足立区 あだち未来創造室 子どもの貧困対策・若年者支援課(2026年9月21日確認。ページの更新は2026年7月2日)

区のページでは、区内在住・所得の要件に加えて「平成20年4月2日〜平成23年4月1日生まれ」か「高等学校の通信制の課程などに在籍」のどちらかに当てはまればよいとされています。サポート校は高校ではないので、サポート校に通う場合は、提携する通信制高校に在籍しているか、生年月日の要件で見ることになります。なお、区のページには「申請者全員が支給を受けられるわけではありません」「申請は各年度につき1人1回」とも書かれています。所得の要件の細かい当てはめ(年収の目安)は区のページに画像で載っているので、迷う場合は区の担当(電話03-3880-5717)に確かめてください。

ほかに、足立区の高校生向けの奨学金等制度一覧には、東京都の「奨学のための給付金」、東京都育英資金、社会福祉協議会の教育支援資金なども並んでいます。一覧には通信制が対象かどうかまでは書かれていないものが多いので、使えそうなものは各窓口で確認してください。

足立区の高校生世代応援支援金は年5万円で、通信制課程の在籍者も対象になり、課税世帯で保護者の所得割合計105,000円以下という要件があることを示す図
出典:足立区「高校生世代応援支援金」(2026年9月確認)

足立区ならではの通信制高校選びのポイントは「乗り換え」と「スクーリングの会場」

既存の紹介ページの多くは「アクセスが良いので北千住がおすすめ」で終わっています。けれど、足立区の中でも住んでいる場所によって、北千住が近い人と遠い人がはっきり分かれます。選ぶときに効くのは次の4点です。

  • 区内の移動は南北より東西が大変。北千住・五反野・西新井は東武スカイツリーラインで結ばれていますが、江北・舎人の方面は日暮里・舎人ライナー、東和・綾瀬の方面は常磐線・千代田線と、路線が分かれます。家から乗り換えなしで行けるエリアを先に決めると、候補がすぐ絞れます。
  • 「教室が近い」と「スクーリングが近い」は別。区内7か所のうち4か所は学習等支援施設です。教室が駅から徒歩2分でも、スクーリングが本校のある県で行われる場合は、年に何日かは遠出になります。
  • 不登校や発達の特性への理解は、学校ごとに差が大きい。「来られなかった日にどう連絡が来るか」「担当者は固定か、シフトで替わるか」を見学で聞くと、実際の運用が見えます。
  • 卒業後の進路まで見ているか。大学進学・専門学校・就職のどれに強いかは、コースと進路指導の体制で変わります。在籍する高校の進路実績と、教室の進路指導の両方を聞いてください。

通信制高校だけで学ぶと、レポートの進み具合を自分で管理する場面が多くなります。そこを人が支えるのが、北千住や西新井の教室、そしてサポート校の役割です。

足立区の周りでは、西日暮里と草加にスクーリングができる施設がある

足立区は荒川区・葛飾区・北区や、埼玉県の川口市・草加市・八潮市などに囲まれています。北千住から電車で1本の範囲まで広げると、選択肢はさらに増えます。文部科学省の掲載データ(令和8年4月1日時点)で、周辺の主な拠点を確かめました。

エリア主な拠点(文科省データの名称)スクーリングができる施設この記事で詳しく見る
荒川区(西日暮里・東尾久)瑞穂MSC高校 東京校、KG高等学院 西日暮里駅前キャンパス。東尾久には北豊島高校の本校(通信制課程)瑞穂MSC高校 東京校荒川区 通信制高校
葛飾区(亀有・金町)ベネッセ高等学院 亀有キャンパス、KG高等学院 金町キャンパス など文科省データでは無し葛飾区 通信制高校
北区(赤羽・王子方面)KG高等学院 赤羽キャンパス、さくら国際高校 板橋キャンパス(北区滝野川)などさくら国際高校、開志創造高校の会場(聖学院高校)北区 通信制高校
埼玉県(草加・川口・八潮)さくら国際高校 草加キャンパス、国際高等学院 草加本校、N高・S高・R高 川口駅前キャンパス などさくら国際高校 草加キャンパス埼玉 通信制高校

出典:文部科学省 通信制高等学校情報発信サイト(掲載データ・令和8年4月1日時点、2026年9月21日集計)

西日暮里へは北千住から千代田線で乗り換えなしで行けます。東和・綾瀬の方面に住んでいる方は、常磐線で亀有の拠点も近くなります。区の南側からは、墨田区の拠点も候補です(墨田区 通信制高校)。東京都全体の都立3校と私立の選び方は東京 通信制高校、池袋の拠点は豊島区 通信制高校で、同じ形で数えています。

反対に、草加・越谷など埼玉県の東部から北千住へ通ってくる生徒もいます。埼玉県側から探している方は越谷 通信制高校もあわせてご覧ください。

まとめサイトの学校名と、公式の名前・場所がずれていることがある

調べていて、見学の前に知っておいたほうがいいと感じたずれがいくつかありました。どれも学校が悪いのではなく、紹介サイトの情報が更新されていないか、名前の付け方が違うだけです。

  • 飛鳥未来高校の「綾瀬キャンパス」:公式の名前は「足立キャンパス」で、最寄り駅は五反野駅(徒歩6分)です。
  • 「東都みらい高等学院 本校」:未来高校の公式サイトでは、愛媛県松山市の未来高校の「東京城東学習センター事務所」とされています。高校の本校は松山市です。
  • 「DSC 西新井キャンパス」:この記事の以前の版でも使っていた名前ですが、鹿島学園高校の公式ページの名前は「足立学習センター 西新井キャンパス」でした。
  • KG高等学院 舎人ライナー江北キャンパス:文部科学省のデータにはありますが、公式サイトのページは2026年9月21日に開けませんでした。
  • 紹介サイトの「足立区の学校」に、区外の校舎が混ざっていることがある:「足立区から通える」として池袋・代々木・秋葉原・南越谷の校舎を並べているページもあります。通えるかどうかは、教室の場所とスクーリングの会場の両方で判断してください。

見学の予定を組んだ日に「そこには校舎がなかった」となると、その1日は本人にとってかなり重い体験になります。見学予約は学校の公式サイトか代表窓口から入れてください。これだけで防げます。

選択肢の1つとしてのニジ高(正直な注意点)

私たちNIJIN高等学院(ニジ高)も、この「サポート校」にあたります。運営は株式会社NIJINです。足立区の読者に対して、正直にお伝えしておきたいことがあります。

  • ニジ高は高校ではありません。高卒資格は提携する通信制高校で取ります。在籍は提携校とニジ高の2つになります。
  • 足立区内に校舎はありません。オンライン中心で、担任がつく形で全国から通えます。ニジ高の生徒は、相談のうえでNIJINアカデミー(ニジ高はその高等部)の全国の教室に通うこともできます。近くの教室や通える曜日は、体験説明会でお確かめください。
  • 学院内でのスクーリングはありません。提携する通信制高校のスクーリングには参加が必要で、ニジ高はその準備と当日を支える立場です。ここは北千住や西新井のサポート校と同じで、避けられない部分です。
  • 費用は提携校の分とニジ高の分の両方がかかります。就学支援金が使えるのは提携校の授業料だけで、ニジ高の分には使えません。金額は学費のご案内のページをご覧ください。

そのうえで、ニジ高にできることも書きます。カメラとマイクをオフにして、チャットだけの参加から始められます。生活リズムに波があっても続けられるよう、授業のアーカイブ視聴や中学内容の学び直しにも対応しています。これまでグループ全体で650名以上の不登校の生徒をサポートしてきました。ニジ高は小中学生のオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」の高等部でもあります。転入・編入もでき、出願にかかる費用は無料です。

北千住や西新井まで通える日がある方は、教室とオンラインを比べてみてください。通えない日が多い方は、まずオンラインで学ぶ形がどういうものかを知っておくだけでも、選択肢の見え方が変わります。転入と編入の違いは通信制高校 転入 編入の記事で整理しています。

足立区で迷ったときの進め方(3ステップ)

足立区の拠点はエリアごとに性格が違うので、順番を決めると早く絞れます。

ステップ1:通える頻度とエリアを、調子の悪い日を基準に決める

週5か、週2〜3か、週1か、オンライン中心か。本人が「調子の悪い日でもこれならできる」と言える頻度を選びます。あわせて、北千住・西新井・五反野・東和のどこが家から乗り換えなしで行けるかを確かめます。ここが決まると、見る学校は2〜3校になります。

ステップ2:その2〜3校に、同じ条件で見積もりを依頼する

「週◯日で、◯年◯月に入学(転入)した場合の、初年度にかかる総額」と条件をそろえて聞きます。高校に払う分と、サポート校・学習センター・コースに払う分を分けてもらい、就学支援金を引く前か後かも確かめます。

ステップ3:見学は1日に2校まで。同じ3つの質問をする

①この教室は高校ですか、サポート校ですか(サポート校なら在籍する高校はどこですか)。②スクーリングはどこで、年に何日ありますか。③調子が悪くて来られない日は、どう扱われますか。比べられるのは、同じ質問をしたときだけです。

ヘッドホンをつけて食卓でノートパソコンのオンライン授業を受ける高校生と、奥で洗濯物をたたむ保護者
家で学ぶ時間の長い形を選ぶときも、在籍する通信制高校のスクーリングの会場と日数は合わせて確かめましょう。
オンラインで学ぶニジ高の生徒

北千住まで出られない日がある方へ、家で学ぶ形も聞いてみる

ニジ高はオンライン中心の通信制高校サポート校です。カメラオフ・チャット参加から始められ、転入・編入もできます。ただし学院は高校ではなく、卒業資格は提携する通信制高校で取り、そのスクーリングへの参加が必要です。北千住や西新井の教室と比べたい方も、体験説明会でご相談ください。

体験説明会の日程を見る → LINEで気軽に相談する

よくある質問

Q. 足立区に公立の通信制高校はありますか?

A. ありません。都立の通信制課程は一橋(千代田区)・新宿山吹(新宿区)・砂川(立川市)の3校だけです。足立区に住んでいても出願はでき、北千住からは秋葉原駅経由で一橋高校が近くなります。学力検査があり、前期の出願は1校に限られます。

Q. 北千住駅周辺にはどんな通信制高校・サポート校がありますか?

A. 文部科学省の掲載データでは、KG高等学院 北千住キャンパス(鹿島学園・鹿島朝日・鹿島山北の拠点)、トライ式高等学院 北千住キャンパス(鹿島学園・鹿島朝日の拠点)、イデア高等學院(星槎国際の拠点)の3つで、建物は2か所です。どれも学習等支援施設なので、スクーリングは別の会場で受けます。

Q. 足立区内でスクーリングまで受けられるのはどこですか?

A. 面接指導等実施施設として届け出られているのは、飛鳥未来高校 足立キャンパス(五反野駅 徒歩6分)と、東和にある未来高校の2か所の、合わせて3か所です。

Q. 西新井エリアの学校は通いやすいですか?

A. 鹿島学園高校などの足立学習センター 西新井キャンパスは、西新井駅の西口と大師前駅からそれぞれ徒歩7分です。週1日制から週5日制、自宅学習制まで選べると公式に書かれています。

Q. 足立区の高校生世代応援支援金は、通信制でももらえますか?

A. 区のページでは、対象に高等学校の通信制の課程に在籍している方が含まれています。ただし所得の要件があり、保護者の所得割の合計が105,000円以下の課税世帯が対象で、0円の世帯は対象外です。

Q. 今の高校に在籍したままでも相談できますか?

A. できます。転校を前提にしない相談で構いません。今の学校を続ける方向で整理して終わることもあります。

足立区は北千住・西新井・五反野に拠点がある。通えない日があっても進路は閉じません

足立区で通信制高校を探すと、北千住の駅前の教室がまず目に入り、「そこに通えなければ無理なのでは」と感じてしまう方がいます。けれど、区内には西新井・江北・五反野・東和にも拠点があり、オンラインで学ぶ形もあります。

この記事で確かめたことは3つです。足立区に都立の通信制は無いこと。区内には6校・7か所の拠点があり、スクーリングまで受けられるのはそのうち3か所であること。そして、サポート校は提携先の通信制高校とセットで選び、通う頻度とエリアを先に決めれば候補は2〜3校になること。順番さえ決まれば、あとは1つずつ聞いていくだけです。

今日決めなくて大丈夫です。学校を決める前に、まず「何を聞けばいいか」を決めるところから始めてください。

オンラインで学ぶニジ高の生徒
オンラインで、青春する。

足立区で通う場所を決める前の相談から受け付けています

全国どこからでもカメラ・マイクはオフでOK転入・編入は随時受付

通信制高校サポート校 NIJIN高等学院(ニジ高)/出願費用は無料です。無理に勧めることはありません。

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