通信制高校の入学・転校が不安|最初の1か月でつまずく5つと確かめること【2026】

通信制高校への入学や転校を考えはじめると、「レポートを出し続けられるかな」「スクーリングで知らない人に会うのが怖い」「また行けなくなったらどうしよう」と、不安が次々に出てくると思います。本人だけでなく、保護者の方も同じくらい心配しているはずです。

先に結論を書くと、最初の1か月の不安は、ほとんどが「まだ知らないこと」から来ています。レポートの締め切り、スクーリングの日数、困ったときの連絡先。これらは入学前に学校に聞けば、日付や回数として答えが返ってくるものです。分からないまま抱えている不安を、「確かめれば分かる不安」と「始めてから慣れていく不安」に分けるだけで、ずいぶん軽くなります。

この記事は、文部科学省の「令和7年度 通信制高等学校実態調査」(2026年8月31日公表)と、学校教育法施行規則(e-Gov)を実際に開いて確認した内容でできています。不安の中身を5つに分け、それぞれ入学前に何を確かめればよいかを整理しました。公式で確認できなかったことは、確認できなかったと書いています。

目次

結論:通信制高校の入学・転校の不安の早見

  • 不安を感じるのは、少数派ではありません。2025年度に通信制高校へ入学した77,998人のうち、57.0%(44,461人)は中学3年生のときに不登校でした(文部科学省の実態調査)。
  • 最初の1か月でつまずきやすいのは、レポート・スクーリング・生活リズム・人間関係・連絡の取り方の5つです。どれも入学前に学校へ質問できます。
  • 通い方は学校とコースで大きく違います。生徒数が多いのは「集中スクーリング型」(28.9%)と「月1〜2回・自由登校などのその他」(33.2%)で、週5日通うコースは12.5%でした。
  • 転校(転入)は、前の学校の単位と在籍期間を引き継げます。学校教育法施行規則第92条で、前の学校の校長が在学証明書などを転学先へ送る流れが決まっています。
  • 困ったときの相談先は、学校の中にもあります。スクールカウンセラーに相談できる体制を整えている通信制高校は323校中273校(84.5%)でした。
  • 卒業までの時間は人それぞれです。2024年度の卒業生で、3年間で卒業した人は47.0%、1年以上3年未満の在籍で卒業した人は42.0%でした。
  • 一人で始めるのが不安なら、オンライン中心のサポート校(NIJIN高等学院など)で、カメラをオフにしたまま参加するところから始める方法もあります。
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不安の多くは「知らないこと」から来ています。中身を分けると、確かめられるものが残ります

「不安」とひとことで言っても、中身はいくつかに分かれます。たとえば次のような声です。

  • 「レポートって、どのくらいの量が、いつまでに来るの?」
  • 「スクーリングは何日あるの?泊まりがけなの?」
  • 「朝起きられない日が続いたら、それだけで終わりにならない?」
  • 「友達ができなかったら、ずっと一人なのかな」
  • 「分からないことがあっても、誰に聞けばいいのか分からない」

このうち最初の2つと最後の1つは、学校に聞けば日付・回数・担当者の名前で答えが返ってくる種類の不安です。一方で、生活リズムと人間関係は、始めてから少しずつ形になっていくものです。前者は入学前に消せます。後者は「慣れるまでの間、どう支えてもらえるか」を確かめておけば、始めてからの負担が小さくなります。

入学・転校の前にやっておきたいのは、不安を無理に消すことではなく、紙に書き出して、この2つに仕分けることです。書き出したメモは、そのまま学校説明会や個別相談で聞く質問のリストになります。学校を比べる段階なら、通信制高校の資料請求で比べる4点と聞く12問も、そのまま説明会で使えます。

また、入学の選考そのものが不安な人もいると思います。実態調査によると、通信制高校323校のうち面接を行っているのは296校、調査書などの書類による選考は230校、作文・小論文は154校、学力検査は91校でした(複数回答)。多くの学校で面接がありますが、学力検査を行う学校は3割に満たないという形です。面接の緊張については高校 面接 不安の記事でも書いています。

入学者の57.0%は、中3のとき不登校でした。同じ不安を持って入る人が多数派です

「自分だけがうまくやれないのでは」と感じている人に、まず知ってほしい数字があります。文部科学省が2026年8月31日に公表した実態調査で、2025年度の入学者のうち中学3年生のときに不登校だった生徒の数が、学校の種類別に出ています。

設置者2025年度の入学者うち中3で不登校割合
公立9,969人5,333人53.5%
私立61,200人34,663人56.6%
株式会社立6,829人4,465人65.4%
全体77,998人44,461人57.0%

出典:文部科学省「令和7年度 通信制高等学校実態調査に関する調査結果について」(調査時点は2025年5月1日。2026年9月確認)

入学する人の半分以上が、中学の最後の年に学校へ通えない時期を経験しています。つまり、通信制高校の先生や職員にとって「最初は緊張している」「朝が苦手」「人の多い場所がしんどい」という生徒は、めずらしい存在ではありません。不安を持っていること自体を、特別なことだと考える必要はありません。

もちろん、この数字は「不登校だった人」の割合で、不安の強さを測ったものではありません。全日制から転校してくる人、働きながら学ぶ人など、事情はさまざまです。それでも、緊張を抱えたまま入学する人が多い場所だと分かっているだけで、最初の一歩は少し軽くなるはずです。

明るいリビングで、母親と子どもがノートに予定を書き込みながら相談している
入学前に予定を一緒に書き出すと、最初の1か月の見通しが立ちます。

最初の1か月でつまずきやすいのは5つ。それぞれに「入学前に聞けること」があります

入学直後に不安が強くなりやすい場面を、5つに分けて表にしました。右の列は、学校説明会や個別相談でそのまま使える質問です。

不安の中身実際の仕組み入学前に聞くこと
レポート(添削課題)科目ごとに回数と締め切りが決まっている最初の締め切りはいつか。遅れたときの扱いは
スクーリング(面接指導)学校とコースで日数・場所・泊まりの有無が違う年に何日、どこで、宿泊はあるか
生活リズム毎日の登校がないコースでは、自分で時間を組む朝に決まった時間がある日はどれか
人間関係毎日同じ教室で過ごす形ではないことが多い行事や部活は参加が任意か
連絡・相談担任、職員、カウンセラーなど窓口が分かれる困ったときの最初の連絡先は誰か

※表は通信制高校の一般的な仕組みを整理したものです。細かな運用は学校ごとに違います。

この5つのうち、最初の1か月で一番差が出るのは「連絡・相談」です。レポートが遅れそう、スクーリングの日に体調が悪い、といった小さな困りごとは、早めに誰かへ伝えられれば、たいてい調整の余地があります。反対に、誰に言えばいいか分からないまま時間がたつと、小さな遅れが積み重なりやすくなります。

入学前に、「困ったとき最初に連絡する相手」と「その連絡の手段(電話・メール・チャットなど)」を、名前と一緒にメモしておくと安心です。

レポートは科目ごとに回数と締め切りが決まっています。最初の締め切りを先に知ると落ち着きます

通信制高校の単位は、添削指導(レポート)・面接指導(スクーリング)・試験の3つで修得します。卒業には3年以上の在籍、74単位以上の修得、特別活動30単位時間以上が必要です(学校教育法第56条・同施行規則第96条・高等学校学習指導要領)。

「レポートの量が見えない」という不安には、実態調査の数字が参考になります。国語の必履修科目「現代の国語」を例にした調査では、次のようになっていました。

  • 1単位あたりの添削指導の回数を3回(標準の回数)としている学校が323校中322校
  • 1単位あたりの面接指導の時間を1単位時間(標準の時間)としている学校が292校
  • テレビ・ラジオ・インターネットなど、多様なメディアを利用した学習で面接指導の時間数を減らす仕組み(10分の6以内)を使っている学校が231校

出典:文部科学省「令和7年度 通信制高等学校実態調査」(9.通信教育の状況〔現代の国語〕。2026年9月確認)

つまり、1つの科目のレポートの回数は、多くの学校でほぼ標準に沿って決まっています。「量が分からない」不安は、入学前に年間スケジュール表をもらうことで、かなり具体的になります。最初の1か月は、1回目の締め切りの日付だけを確かめ、それに間に合わせることを目標にすれば十分です。

レポートがどうしても進まないときの考え方は、通信制高校 レポート 難しいの記事で詳しく書いています。

2025年度に通信制高校へ入学した77,998人のうち44,461人、57.0%が中学3年生のときに不登校で、公立53.5%・私立56.6%・株式会社立65.4%であることを示す図
出典:文部科学省「令和7年度 通信制高等学校実態調査」

スクーリングは「年に数日」から「週5日」まで幅があります。自分のコースの日数を数えておきます

スクーリングへの不安は、「何日あるのか分からない」ことから大きくなりがちです。実態調査では、通学の頻度別のコースごとに生徒数が数えられています。

通学頻度のコース生徒数割合
週5日37,505人12.5%
週1〜4日76,218人25.4%
集中スクーリング型86,961人28.9%
その他(月1〜2回・自由登校など)99,722人33.2%

出典:文部科学省「令和7年度 通信制高等学校実態調査」(合計300,406人。正規の教育課程ではない活動のためのコースも含む。週1〜4日は週4・週3・週2・週1の合計。2026年9月確認)

いちばん多いのは、毎日通う形ではなく、決まった時期にまとめて通う集中スクーリング型と、月に1〜2回などのその他のコースでした。ただし調査の注記にあるとおり、集中スクーリング型以外のコースでも、面接指導を集中スクーリングで行う場合があります。コースの名前だけで判断せず、「年に何日、どこで、泊まりはあるか」を具体的に聞くのが確実です。

初めてのスクーリングで何をするのか、服装や持ち物はどうするのかは通信制高校 スクーリングの記事に、行くのがつらいときの考え方は通信制高校 スクーリング 行きたくないの記事にまとめています。この記事では「入学前に日数を数えておく」ところまでにとどめます。

転校(転入)の不安は、手続きの順番を知ると小さくなります

全日制などから通信制高校へ移る場合、「手続きが間に合うのか」「今までの単位が無駄にならないか」という不安が加わります。ここは制度で答えが決まっている部分です。

よくある不安制度ではどうなっているか根拠・確かめ先
今までの単位はどうなる?課程が違っても、修得した単位に応じて相当の学年に転入できる学校教育法施行規則 第92条第2項
書類は誰が用意する?前の学校の校長が、在学証明書などを転学先の校長へ送る学校教育法施行規則 第92条第1項
転校はいつでも受け入れてもらえる?転学先の校長が、教育上支障がなければ許可できる同上(受け入れ時期は学校ごと)
退学してしまった場合は?入り直す形になり「編入」と呼ばれる各校の募集要項
就学支援金はどうなる?転校先で申請し直しが必要。申請した月から支給される文部科学省・在籍校

出典:学校教育法施行規則 第92条・第96条(e-Gov)/文部科学省「高校生等への修学支援」(2026年9月確認)

第92条第1項は、転学を希望する生徒がいるとき、校長はその事由を書いて、在学証明書その他必要な書類を転学先の校長に送付しなければならないと定めています。前の学校との連絡は、本人が一人で抱え込むものではありません。在籍している学校の担任や、転入先の学校の職員と一緒に進めるものです。

転入のほうが、在籍期間と単位を引き継げるぶん、卒業までの時間を短く保ちやすい面があります。在籍しているうちに動けるかどうかは、卒業時期に関わるので、迷っている段階でも早めに情報を集めておくと安心です。手続きの全体像は高校 転校の記事で、転入したあとに「こんなはずでは」とならないための見落としは通信制高校 転入 後悔の記事で詳しく整理しています。

※2026年9月時点の情報です。最新は公式でご確認ください。

自宅でヘッドホンをした高校生がオンライン授業を受け、奥のソファで保護者が本を読んでいる
はじめは短い時間から、家での学び方に慣れていけば大丈夫です。

相談できる人は学校の中にもいます。スクールカウンセラーの体制がある学校は323校中273校です

最初の1か月の不安は、一人で解決するものではありません。実態調査では、通信制高校の相談体制も調べられています。

  • スクールカウンセラーに相談できる体制を整えている学校:323校中273校(84.5%)。公立は81校中80校、私立は227校中181校、株式会社立は15校中12校
  • 2024年度にスクールカウンセラーの支援を受けた生徒:延べ21,303人(2025年度開校の29校を除く)
  • スクールソーシャルワーカーに相談できる体制を整えている学校:323校中124校(38.4%)

出典:文部科学省「令和7年度 通信制高等学校実態調査」(4.スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカーの状況。2026年9月確認)

相談体制があるかどうかは、学校によって違います。入学前に「カウンセラーには、どうやって予約するか」「オンラインで話せるか」を聞いておくと、困ったときに迷いません。

また、眠れない日が続く、食事がとれない、気持ちの落ち込みが長く続くなど、体や心の調子の変化が気になるときは、学校の窓口に加えて、かかりつけの医療機関などの専門家に相談してください。この記事は医療的な判断をするものではありません。夜間や休日に誰かと話したいときは、文部科学省が紹介している24時間子供SOSダイヤル(0120-0-78310・通話無料)などの相談窓口もあります。

保護者の方へ

お子さんが不安を口にしたとき、「大丈夫だよ」と励ますより先に、「何が一番心配?」と中身を一緒に分けてあげると、話が具体的になります。上の5つの表を見せながら、どれに当てはまるかを選んでもらうのも一つの方法です。

保護者の方自身の不安(費用、卒業できるか、将来の進路)は、お子さんの不安とは別に、学校の個別相談で直接聞いてしまうのがおすすめです。保護者向けの不安の整理は通信制高校 保護者 不安の記事にもまとめています。

卒業までの時間は人それぞれ。3年間で卒業した人は47.0%、1〜3年未満の在籍で卒業した人は42.0%でした

「最初でつまずいたら、卒業が遠のくのでは」という不安には、卒業生の在籍期間の数字が参考になります。

2024年度卒業生の在籍期間人数割合
1年未満5,853人6.4%
1年以上3年未満38,209人42.0%
3年間42,667人47.0%
3年より長い4,143人4.6%

出典:文部科学省「令和7年度 通信制高等学校実態調査」(2024年度卒業生90,872人。2022年度以降に開校した73校を除く。2026年9月確認)

卒業には通算3年以上の在籍が必要なので、その学校での在籍が3年未満で卒業できるのは、前の高校の在籍期間と単位を引き継いで転入・編入してきた場合です。卒業生の約半分がこの形でした。そして、3年より長く在籍して卒業した人も4.6%います。調査時点で4年以上在籍している生徒は全体の6.8%でした。

数字が示しているのは、通信制高校の卒業のかたちは1つではないということです。最初の1か月でペースがつかめなくても、それで卒業の道が閉じるわけではありません。単位の数え方は通信制高校 卒業 単位数の記事で詳しく説明しています。

通信制高校に入学する前に、最初のレポートの締め切り、スクーリングの日数と場所と宿泊の有無、困ったときの最初の連絡先、カウンセラーへの相談方法の4つを確かめておくとよいことを示す図
出典:文部科学省「令和7年度 通信制高等学校実態調査」(スクールカウンセラーの体制)をもとに作成

よくある誤解:「最初からうまくやらないと終わり」ではありません

入学前の不安を大きくしている思い込みを、3つ取り上げます。

誤解1:「友達ができないと、通信制高校は続かない」

通信制高校は、毎日同じ教室で過ごす形ではないことが多く、人との距離を自分で選びやすい面があります。友達づくりは、最初の1か月の目標にしなくてかまいません。まずはレポートとスクーリングの予定をこなすことを優先し、人とのつながりは行事や授業の中で少しずつで大丈夫です。友達づくりについては通信制高校 友達の記事で書いています。

誤解2:「一度スクーリングを休んだら、もう取り返せない」

実態調査では、2024年度にレポートは出しているのにスクーリングに1日も来ていない生徒が8,097人(在籍者の2.6%)いました。学校が挙げた理由で最も多かったのは「心身に関すること」(161校)です。そして学校側も、165校が教師による定期的な連絡、41校が専門・支援スタッフなどによる定期的な連絡を行っていると答えています。行けない時期がある生徒がいることを、学校は前提にして動いています。休んだときの取り返し方(振替の日程など)は学校ごとなので、入学前に聞いておきましょう。

誤解3:「不安が消えてから入学したほうがいい」

不安は、始める前がいちばん大きくなりがちです。仕組みが分かり、1回目の締め切りを越え、1回目のスクーリングを終えると、「思ったより何とかなった」「ここは難しかった」と、不安が具体的な課題に変わっていきます。不安をゼロにしてから動く必要はありません。確かめられることを確かめたら、あとは始めながら調整していけば大丈夫です。

入学前に確かめたい8つの質問。聞けば答えが返ってくるものから消していきます

学校説明会や個別相談で、そのまま使える質問を並べました。全部を1回で聞かなくてもかまいません。気になるものから順に聞いてみてください。

質問なぜ聞くか
1. 最初のレポートの締め切りはいつですか最初の1か月の目標が決まる
2. スクーリングは年に何日、どこで、宿泊はありますか移動や体調の準備ができる
3. スクーリングを休んだときの振替はありますか体調を崩したときの見通しが立つ
4. 困ったとき最初に連絡するのは誰ですか小さな困りごとを早く伝えられる
5. カウンセラーにはどうやって相談できますか気持ちの相談先が分かる
6. 行事や部活は参加が任意ですか人間関係の距離を自分で選べるか分かる
7. 前の学校の単位は何単位引き継げますか(転入の場合)卒業の時期が見える
8. 就学支援金の申請はいつ、どうやって行いますか申請した月からの支給なので、時期を逃さない

質問への答えを聞いて、「それなら何とかなりそう」と思えるかどうかが、学校との相性を見る手がかりにもなります。答え方がていねいか、分からないことを「確認して連絡します」と言ってもらえるかも、あわせて見ておくと参考になります。

選択肢の1つとしてのニジ高(正直な注意点)

ここまで読んで、「仕組みは分かった。でも、最初の一歩を一人で踏み出すのがやっぱり怖い」と感じた方もいると思います。

NIJIN高等学院(ニジ高)は、オンライン中心の通信制高校サポート校です。全国どこからでも自宅から参加でき、担任制で学習を見守ります。カメラやマイクをオフにして、チャットだけで参加するところから始められるので、人前で話すのが不安な人も、自分のペースで慣れていけます。生活リズムに波があっても学べるよう、授業のアーカイブ視聴や中学内容の学び直しにも対応しています。途中からの入学(転入・編入)もでき、出願費用は無料です。不登校の生徒を650名以上サポートしてきました(グループ全体)。

ただし、はじめに正直にお伝えしておくことがあります。

  • ニジ高そのものは高校ではありません。高校卒業の資格は、提携する通信制高校に在籍して取ります。
  • 学院の中でのスクーリングはありませんが、提携校のスクーリングには参加が必要です。その準備と参加を支援します。
  • 費用は、提携する通信制高校の分とニジ高の分の両方がかかります。ニジ高の分には就学支援金は使えません。金額は学費のご案内に載せています。

入学や転入の手続き、スクーリングの日程について気になることは、よくある質問のページでも答えています。

迷ったときの進め方(3ステップ)

  1. 不安を紙に書き出し、「確かめれば分かる」と「始めてから慣れる」に分ける。レポート・スクーリング・連絡先は前者、生活リズムと人間関係は後者に入ることが多いはずです。
  2. 「確かめれば分かる」ほうを、学校に質問する。上の8つの質問から、気になるものを3つ選ぶだけでも十分です。転校の場合は、今の学校の担任にも単位の状況を聞いておきます。
  3. 「始めてから慣れる」ほうは、支えてもらう形を決めておく。困ったときに最初に連絡する相手を1人決め、名前と連絡手段をメモしておきます。保護者の方と共有しておくと、さらに安心です。

3つとも、どの学校にするか決まっていなくても進められます。話しながら整理したい場合は、個別相談会で状況を聞かせてください。

相談室で、高校生と保護者が職員と和やかに話している
分からないことは、入学前に学校へ聞いておくと安心です。
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最初の1か月が不安なら、始め方から一緒に考えます

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よくある質問

Q. 通信制高校に入学するのが不安です。普通のことですか?

A. 普通のことです。文部科学省の実態調査では、2025年度に通信制高校へ入学した77,998人のうち57.0%が、中学3年生のときに不登校でした。緊張を抱えたまま入学する人が多い場所です。不安の中身を書き出し、学校に質問できるものから確かめていくと、少しずつ軽くなります。

Q. 転校すると、今までの単位は無駄になりますか?

A. 転入の場合、学校教育法施行規則第92条第2項により、全日制・定時制・通信制の間でも修得した単位に応じて相当の学年に転入できます。何単位を引き継げるかは転入先の学校が判断するので、入学前に単位修得の状況を伝えて確認してください。

Q. 最初の1か月で何をすればいいですか?

A. 1回目のレポートの締め切りに間に合わせることと、困ったときに連絡する相手を決めておくことの2つで十分です。友達づくりや生活リズムの立て直しは、最初の目標にしなくてかまいません。

Q. スクーリングに行けなかったら、卒業できなくなりますか?

A. 1回休んだだけで卒業できなくなるわけではありません。ただし、卒業にはスクーリング(面接指導)の出席が必要なので、休んだ分をどう取り返すか(振替の日程など)は学校ごとに確認が必要です。入学前に振替の有無を聞いておくと安心です。

Q. 不安が強くて、入学を決められません。

A. 急いで決める必要はありません。まずは学校説明会や個別相談で、話を聞くところから始めてみてください。聞いてみて合わないと感じたら、別の学校を探すこともできます。体や心の調子が気になるときは、学校の相談窓口や医療機関などの専門家にも相談してください。

不安があるまま始めても大丈夫です。確かめられることから、一つずつで十分です

新しい学校に入るとき、不安がまったくない人はほとんどいません。大切なのは、不安を消してから動くことではなく、不安の中身を分けて、確かめられるものから確かめていくことです。

レポートの締め切り、スクーリングの日数、困ったときの連絡先。この3つが分かるだけで、最初の1か月の見通しはずいぶん変わります。一人で全部を決めなくて大丈夫です。学校の人や家族と一緒に、一つずつ進めていきましょう。

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