青森市 通信制高校|公立は北斗高校だけ。私立の選び方【2026】

青森市の公立は、 北斗高校。

青森市で通信制高校を探し始めると、検索結果には全国チェーンのキャンパス紹介ばかりが並びます。けれど、最初に知っておきたいのは「青森市から現実的に通える学校はどこか」「公立はあるのか」という、もっと手前の事実ではないでしょうか。

この記事では、青森県の公式な高校情報ガイドと各校の公式サイトを実際に開いて、青森市にある公立の通信制高校(県立北斗高校)の費用・入試・スクーリング、県内の他の県立2校、市内にある私立と広域通信制の拠点を整理しました。数字は公式で確認できたものだけを載せ、確認できなかったことは「確認できなかった」と書いています。

今すぐ学校を決める必要はありません。まずは「青森市には何があるのか」を正確に知るところから始めましょう。

目次

結論:青森市 通信制高校の早見

  • 青森県立で通信制課程を置く高校は3校。そのうち青森市にあるのは北斗高校だけです(残りは平川市の尾上総合、八戸市の八戸中央)。
  • 北斗高校の1年次の費用例は、入学料500円・受講料年8,060円・諸経費年12,150円(令和7年度の学校案内)。
  • 北斗高校の入試に学力検査はありません。調査書などと面接で、面接の補助として作文を書きます。
  • 入口は4月(前期)と10月(後期)の年2回。スクーリングは日曜と水曜です。
  • 青森市内には私立の東奥学園(通信制課程)と、青森山田の広域通信制「青森校」もあります。
  • 国の就学支援金は2026年度から所得制限が撤廃。私立通信制の支給上限は年33万7,200円です。
  • 家から出るのが難しい時期は、オンライン中心のサポート校と組み合わせる方法もあります(ニジ高もその1つです)。
雪の見える窓辺の机で、ノートとカレンダーを横に置いてオンライン授業を受ける高校生と、奥で本を読む家族
通う日数と曜日を先に書き出しておくと、学校の比較がぶれません

オンラインで学ぶNIJIN高等学院の生徒

NIJIN高等学院(ニジ高)は、オンライン中心の通信制サポート校です。全国どこからでも。カメラ・マイクはオフのままで大丈夫です。

ニジ高ってどんな学校? →

青森市の公立は北斗高校。県立の通信制は3校しかない

「青森 通信制高校 公立」で探している方に、まず全体像をお渡しします。青森県の「あおもり県立高校情報ガイド」で全県立高校の課程を確認したところ、通信制課程を置いているのは次の3校でした。

学校名 所在地 募集人員
青森県立北斗高等学校 青森市松原二丁目1の24 200人
青森県立尾上総合高等学校 平川市高木松元7の6 150人
青森県立八戸中央高等学校 八戸市諏訪一丁目2の17 150人

つまり、青森市に住んでいて公立の通信制を考えるなら、ほぼ北斗高校が第一候補になります。尾上総合は平川市、八戸中央は八戸市にあり、毎回のスクーリングに通う距離としては青森市からは遠くなります。

なお、このガイドは県立高校だけを対象にしているため、市立の通信制課程の有無はここでは確認できませんでした。公立 通信制高校の一般的な特徴(費用が安い一方で、自分で学習を進める力が要る)は別の記事で詳しくまとめています。

青森県全体の学校の分布や、弘前・八戸エリアの選び方は青森県 通信制高校の記事で整理しています。

北斗高校の費用は、年2万円前後から。いちばん大きいのは受講料ではなく諸経費

北斗高校は、公式の学校案内に1年次の費用の例を載せています。令和7年度の案内では次のとおりでした。

  • 入学料:500円
  • 受講料:年8,060円
  • 諸経費:年12,150円

合わせると2万円ほどです(教科書・学習書の代金は、この3項目とは別に考えておくと安全です)。私立の通信制やサポート校と比べると、桁が1つ違うと言ってよい水準です。

もう1つ知っておきたいのは、公立の通信制の受講料は、国の高等学校等就学支援金の対象になることです。文部科学省の令和8年度の区分では、公立・通信制は単位制授業料の場合1単位あたり336円まで支給されます。受講料そのものより、諸経費や教材費のほうが家計に残る費用になりやすいと考えておきましょう。実際の手続きと支給の扱いは、入学時に学校から案内があります。

※費用は北斗高校の学校案内(令和7年度)で2026年9月に確認した内容です。最新は北斗高校 通信制の案内でご確認ください。

青森県立で通信制課程を置く高校は北斗高校(青森市)・尾上総合高校(平川市)・八戸中央高校(八戸市)の3校で、青森市にあるのは北斗高校だけであることを示す図
出典:青森県「あおもり県立高校情報ガイド」(2026年9月確認)

入試に学力検査は無い。見られるのは書類と面接、それに作文

不登校の経験があるお子さんや保護者の方が一番心配されるのが、「試験に受かるのか」ということです。北斗高校の通信制の選考は、調査書等と面接で行い、学力検査はありません。面接の補助として作文を書く形です。

面接で聞かれるのは、たいてい「なぜ通信制を選んだのか」「どのように学習を続けるつもりか」といった内容です。完璧な答えを用意する必要はありません。「週1回なら出られそう」「日曜なら家族が送れる」など、自分の生活に合わせて続ける見通しを話せれば十分です。

入口は年2回あります。

  • 前期(4月入学):中学3年生・中学卒業者の多くはこちら。
  • 後期(10月入学):公式の案内では、出願期間が8月下旬〜9月上旬に設定されていました。

いま別の高校に在籍していて移りたい場合は「転入」、いったん退学して空白がある場合は「編入」になります。北斗高校の転入・編入は提出書類と面接で選考され、令和8年度分は受付2月2日〜3月2日、試験(面接のみ)3月8日でした。前の学校で取った単位の扱いが変わるので、通信制高校 転入 編入の違いは早めに確認してください。

※日程は年度ごとに変わります。必ずその年度の募集要項でご確認ください。

スクーリングは日曜と水曜。続くかどうかは「通う道のり」で決まる

通信制高校で卒業までたどり着けるかを左右するのは、学費や知名度よりもスクーリング(面接指導)に通い続けられるかです。北斗高校のスクーリングは日曜と水曜に行われます。公式サイトの案内では、協力校や分室の記載はありませんでした。つまり、青森市内の本校に通う前提で考えることになります。

卒業の条件は、74単位以上の修得と、特別活動30時間以上です。学校案内には出校日数(60日以上)も条件として示されています。

アクセスは、青森駅から市営バスで「文化会館前」下車、そこから歩きます。ただし公式の案内の中でも、学校案内の冊子(バス約10分・徒歩8分)とサイトのアクセスページ(バス約25分・徒歩約10分)で所要時間の書き方が違っていました。実際には一度、スクーリングと同じ曜日・時間帯に試しに行ってみるのが確実です。冬の積雪期は、バスの遅れも見込んでおきましょう。

「毎週は無理かもしれない」と感じる場合でも、あきらめる前に確認したいのが通信制高校 スクーリングの仕組みです。回数の数え方と、休んだときの扱いを知っておくと、見通しが立てやすくなります。

雪の夕方、ダイニングテーブルで保護者と高校生が並んで座り、学校のパンフレットとノートパソコンを一緒に見ている様子
スクーリングは「通う道のり」を冬の条件で試しておくと安心です

県内の他の県立2校も、入口は4月と10月

青森市から通うことは少ないかもしれませんが、引っ越しや親の実家への転居を考えているご家庭のために、県立の残り2校も公式で確認した範囲で並べておきます。

尾上総合高校(平川市)は、スクーリングが日曜で、仕事などで出られない人は許可を得て水曜に出席できます。前期・後期それぞれ10回程度です。卒業に必要なのは74単位。後期の新入学もあり、面接があります。青森・浪岡方面からは、JR奥羽本線で弘前へ行き、弘南鉄道に乗り換えて「尾上高校前」駅で降ります。

八戸中央高校(八戸市)は、入学が4月と10月の2回で、スクーリングは日曜と水曜、前期・後期それぞれ10週間です。転入・編入には後期の試験がないと案内されています。学費と卒業単位数は、公式サイトで確認できませんでした。

青森県立の通信制3校(北斗・尾上総合・八戸中央)の入学時期・スクーリング曜日・卒業単位を並べた比較表
出典:北斗高校・尾上総合高校・八戸中央高校の公式サイト(2026年9月確認)

青森市内の私立と広域通信制は、本校か「拠点」かで中身が違う

青森県が公表している私立の通信制高校は5校で、令和8年5月1日現在の在籍は765人です。そのうち青森市内で確認できたのは次の2つでした。

  • 東奥学園高等学校(通信制課程):青森市勝田2-11-1。スクーリングは土日で、入学は4月と9月(東奥学園 通信制課程)。
  • 青森山田高等学校 広域通信制 青森校:青森市幸畑2-3-1 青森大学4号館2階(青森山田 広域通信制)。

このほか、県外に本校がある広域通信制高校やサポート校が、青森市内にキャンパスを置いています。公式サイトで所在地を確認できたのは次のとおりです。

  • N高等学校・S高等学校・R高等学校 青森キャンパス:長島2-13-1 AQUA青森スクエアビル1F
  • トライ式高等学院 青森キャンパス:柳川1-2-3 青森駅ビル ラビナ5F

第一学院、クラーク記念国際、飛鳥未来、鹿島学園については、公式サイトで青森市の拠点を見つけられませんでした(2026年9月時点)。拠点は開設・移転があるので、見学を申し込む前に必ず各校の公式サイトで最新の所在地を確認してください。

ここで大事なのは、「キャンパス」「学習センター」「サポート校」と呼ばれる場所は、高校の本校とは限らないということです。在籍する高校は県外の本校で、青森市の拠点は通学や学習の支援をする場所、という形がよくあります。スクーリングの一部を本校(県外)で受ける学校もあるので、「年に何日、どこへ行く必要があるか」は必ず確認しましょう。

通信制高校とサポート校は別もの。費用も支援金の扱いも変わる

青森市で学校を比べるときに混乱しやすいのが、通信制高校とサポート校の違いです。整理すると次のようになります。

比べる点 通信制高校 サポート校
高校卒業資格 その学校で取れる 提携する通信制高校で取る
役割 単位の認定・スクーリング・試験 学習の伴走・生活リズム・進路の支援
国の就学支援金 授業料が対象 サポート校の費用は対象外
費用の考え方 高校の学費だけ 高校の学費+サポート校の費用

サポート校を使う場合は、費用が「高校」と「サポート校」の二段になります。支援金が充てられるのは高校の授業料だけで、サポート校の費用には使えません。詳しくはサポート校 学費の記事で、実際の募集要項をもとに説明しています。

お金全体の考え方は通信制高校 学費にまとめました。国の就学支援金は、文部科学省の法改正の施行通知(令和8年3月31日)で所得制限が撤廃され、私立通信制の年間の支給上限は33万7,200円(月額28,100円×12か月)です。

青森県には、県独自の「就学支援費補助金」もあります。こちらは授業料ではなく入学金を対象にした制度で、上限は年額5万円。新入生で、国の就学支援金を受けていて、年収の目安が270万円未満の住民税非課税相当世帯が対象です。通信制が対象になるかは県のページに明記がなかったため、青森県の就学支援のページで担当課へ確認してください。

※制度の内容は2026年9月時点の情報です。最新は公式でご確認ください。

よくある誤解は3つ。「近いから」「有名だから」「試験がないから」で決めてしまうこと

青森市に限らず、通信制高校選びでよくあるのが次の3つの思い込みです。

1つめは「家から一番近いキャンパスを選べば通える」。拠点が近くても、在籍する高校のスクーリングが県外の本校で行われる場合があります。距離を見るなら、拠点ではなく「スクーリングの会場」までの距離で比べてください。

2つめは「名前を知っている学校なら安心」。知名度と、お子さんに合うかどうかは別の話です。登校の頻度、先生との連絡の取り方、体調が崩れた週の扱いは、学校ごとにかなり違います。

3つめは「試験がないから誰でも卒業できる」。入試に学力検査がないことと、卒業できることは別です。公立の通信制は費用が安い分、レポートの提出やスクーリングの出席を自分で管理する力が要ります。ここで止まってしまう生徒さんは少なくありません。

だからこそ、「どこなら入れるか」ではなく「どこなら続けられるか」を基準に比べるのがおすすめです。

ニジ高は、家から学べるオンライン中心のサポート校。スクーリングは提携校で必要です

ここで、私たちNIJIN高等学院(ニジ高)についても正直にお伝えします。ニジ高はオンライン中心の通信制高校サポート校で、全国どこからでも通えます。青森市にお住まいでも、雪の日でも、家から授業に参加できます。

  • 担任制で、学習と生活のペースを一緒に整えます。
  • カメラ・マイクをオフにして、チャットだけで参加するところから始められます。
  • 中学の内容の学び直しや、アーカイブでの視聴にも対応しています。
  • 途中からの入学(転入・編入)もでき、出願費用は無料です。

一方で、注意点もあります。ニジ高そのものは高校ではなく、学院内でのスクーリングはありません。高校卒業資格は提携する通信制高校で取るため、提携校のスクーリングには参加が必要です(その準備や当日までの支援は私たちが行います)。また、ニジ高は医療機関ではありません。体調面の治療や診断が必要な場合は、医療機関と並行して考えてください。

費用は「高校の学費+サポート校の費用」になります。金額は学費のご案内でご確認ください。

雪原の中を走るローカル線の車内で、リュックを持った高校生が窓の外を見ている様子
パンフレットは家族で並んで見て、聞きたいことをメモしておきます

迷ったときは3ステップ。通える日数から逆算する

学校のパンフレットを何冊も集める前に、次の順番で考えると迷いが減ります。

ステップ1:いま、週に何日なら家を出られるかを書き出す。「0日」でも構いません。0日なら、まずはオンラインで学べる形から考えます。

ステップ2:候補を2〜3校に絞り、スクーリングの会場と曜日を並べる。北斗高校なら青森市内で日曜・水曜。私立や広域通信制なら、本校へ行く日が年に何日あるか。

ステップ3:個別相談で、同じ質問をすべての学校にする。同じ質問をしたときだけ、学校を公平に比べられます。使える質問を表にしておきます。

聞くこと 質問の例
スクーリング 「年に何日、どこへ行く必要がありますか。青森市内で受けられますか」
費用 「週◯日のコースで、就学支援金を引く前と後の両方で見積もってください」
休んだとき 「体調を崩して1か月休んだら、単位や学費はどうなりますか」
転入の単位 「今の高校で取った単位は、何単位引き継げますか」
連絡の取り方 「担任の先生とは、どの方法で、どれくらいの頻度で話せますか」

学校とは別に、公的な相談先もあります。青森市の小中学生とその保護者であれば、青森市教育支援センター「フレンドリールームあおいもり」や、青森市教育研修センター内の教育相談室(017-743-3600)が窓口です。青森市教育委員会は不登校に関する情報をまとめたページも出しています(青森市 不登校に関する情報)。

オンラインで学ぶニジ高の生徒

青森市の北斗高校と私立・サポート校、どれなら続けられるか一緒に並べます

個別相談会では、お住まいの場所と体調から、日曜・水曜のスクーリングに通えそうかを一緒に確かめます。公立の北斗高校と私立、オンラインのサポート校を同じ表に並べて比べるところからで構いません。

個別相談会を見てみる →

よくある質問

Q. 青森市に住んでいれば、北斗高校以外の県立通信制にも出願できますか?

A. 県立の尾上総合(平川市)や八戸中央(八戸市)も県立高校なので、出願の条件はそれぞれの募集要項で確認できます。ただ、スクーリングは本校で受ける前提になるので、青森市から毎回通う距離かどうかを先に考えるのが現実的です。

Q. 中学校の欠席が多くても、北斗高校に入れますか?

A. 北斗高校の選考は調査書等と面接で、学力検査はありません。欠席の多さだけで決まるわけではなく、面接では通信制でどう学ぶつもりかが大切になります。心配な点は、出願前に学校へ相談しておくと安心です。

Q. 10月からでも通信制高校に入れますか?

A. 北斗高校・尾上総合・八戸中央の県立3校は、いずれも10月(後期)の入口があります。東奥学園は4月と9月の入学です。北斗高校の後期は8月下旬〜9月上旬が出願期間だったので、秋に動くなら夏のうちに要項を確認してください。

Q. 家から出られない時期でも、高校卒業を目指せますか?

A. 目指せます。ただし、どの通信制高校にもスクーリングはあります。オンライン中心のサポート校で学習を続けながら、体調が戻ってきた段階でスクーリングに出る、という順番で考えるご家庭が多いです。

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雪の日も、家から一歩ずつ。選び方は1つではありません

青森市で通信制高校を探すとき、公立の北斗高校という、費用の面でとても心強い選択肢があります。一方で、毎週のスクーリングや冬の移動が今は重たく感じる、というご家庭もあると思います。

どちらが正しいということはありません。お子さんがいま「どれくらいなら動けるか」から逆算して、公立・私立・サポート校を同じ表に並べてみてください。話を聞いてみるだけでも、次に確認することがはっきりします。

オンラインで学ぶニジ高の生徒

オンラインで、青春する。

青森市にいても、雪の日も、家から学びを続ける形があります。

全国どこからでもカメラ・マイクはオフでOK転入・編入は随時受付

通信制高校サポート校 NIJIN高等学院(ニジ高)/出願費用は無料です。無理に勧めることはありません。

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