HSPの高校生が学校をつらいと感じるのは、気持ちが弱いからではありません。音・人の多さ・人の気持ち・評価といった刺激の量に対して、回復する時間が足りていないことが、つらさの中心にあることが多いからです。
「一日学校にいるだけでくたくたになる」「友達のちょっとした一言が、夜まで頭から離れない」。そんな毎日が続くと、自分だけがおかしいように感じてしまうと思います。この記事では、HSPとは何か(そして何ではないか)を研究論文と提唱者の公式サイトで確かめ、今の学校でできる工夫、相談先、そして高校を選び直すときの見方(人数・音・登校頻度・スクーリング)を順に整理します。
書いている内容は、提唱者エレイン・アーロン博士の論文と公式サイト、海外の研究論文、学校教育法と同施行規則(e-Gov)、文部科学省の通信制高校の実態調査と相談窓口のページを実際に開いて確認したものです。医療的な判断はしていません。確認できなかったことは、確認できなかったと書いています。
今の学校に毎日通うのがつらい場合や、もっと自分らしい高校生活を探している場合は、オンラインという選択肢もあります。NIJIN高等学院(ニジ高)は「オンラインで最高の青春を」を掲げる通信制高校サポート校で、全国の仲間とオンラインでつながり、企業や地域と関わるプロジェクトや、生徒が自分たちで企画する行事に挑戦できます。カメラやマイクをオフにしてチャットだけで参加するところから始められ、相談のうえでNIJINアカデミー(ニジ高はその高等部)の全国の教室に通うこともできます。ニジ高は高校ではないため、卒業資格は提携する通信制高校で取り、その高校のスクーリングには参加が必要です。どんな学校なのかは、校長・星野達郎のYouTubeでも見られます。
結論:HSPの高校生が学校をつらいと感じるときの早見
- HSPは医学的な診断名ではありません。心理学者エレイン・アーロン博士が提唱した、刺激を深く受け取りやすい「気質」の考え方です。病気かどうかを決めるものではありません。
- 「5人に1人」という数字は、研究によって幅があります。8〜19歳の3,581人を調べた研究では、敏感さが高いグループは約20〜35%でした。アーロン博士の公式サイトは現在「20〜30%」と書いています。
- 学校のつらさは、音・人数・評価・切り替えの4つに分けると、どこを変えればいいかが見えてきます。
- 今の学校のままでも、席の位置、休む場所、提出の方法などは相談できることがあります。スクールカウンセラーは、学校教育法施行規則に位置づけられた心の支援の専門職です。
- 高校を選び直すなら、偏差値より先にクラスの人数・音の環境・登校の頻度・スクーリングの形を見ます。
- 通信制高校は登校の形がさまざまで、週5日通うコースから集中スクーリング型まであります。「通信制なら刺激が少ない」とは限らないので、コースごとに確かめます。
- オンライン中心で、カメラオフから始められるサポート校(NIJIN高等学院など)で、提携する通信制高校の卒業をめざす形もあります。
つらさの正体は「弱さ」ではなく、刺激の量と回復の時間が合っていないことです
HSPの高校生が口にする「疲れた」には、いくつかの種類が混ざっています。体を動かした疲れではなく、音や光、人の表情や声のトーン、先生の評価の言葉などを、一日中受け取り続けた疲れです。
全日制の高校では、朝から夕方まで同じ教室で、多くの同級生と過ごします。公立の全日制・定時制高校の1学級の人数は、法律で「40人を標準」とされています(公立高等学校の適正配置及び教職員定数の標準等に関する法律 第6条)。40人前後の声、椅子の音、休み時間のざわめきの中に、一日の長い時間を過ごすことになります。
刺激に気づきやすい人にとっては、授業そのものより「授業と授業のあいだ」のほうが消耗することもあります。休み時間に一人で静かにいられない、昼食の時間も誰かに合わせる、放課後は部活や委員会がある。こうして回復の時間がないまま翌日が始まると、週の後半や休み明けにがくっと動けなくなります。
ここで大事なのは、「疲れやすい自分を直す」より「刺激と回復のバランスを変える」ほうが現実的だということです。敏感さは生まれ持った気質とされていて、気合いでなくなるものではありません。変えられるのは、席、時間の使い方、学校の形のほうです。
学校がつらくて動けない日が続いている場合は、HSPかどうかにこだわる前に、学校 つらい しんどいときの対処法をまとめた記事も参考にしてください。

HSPは医学的な診断名ではありません。アーロン博士が提唱した「気質」の考え方です
HSPは「Highly Sensitive Person(ひといちばい敏感な人)」の略です。アメリカの心理学者エレイン・アーロン博士が、1990年代に研究として示した考え方で、研究の世界では「感覚処理感受性(Sensory-Processing Sensitivity)」という名前で扱われています。
最初に押さえておきたいのは、HSPは病院でつけられる診断名ではないということです。アーロン博士の公式サイト自身が、この気質は人口の20〜30%に見られ、障害とするには多すぎると書いています。また、サイトにある自己チェックは、どんな状態の診断にも、診断を否定することにも使うものではないと明記されています(The Highly Sensitive Person(アーロン博士の公式サイト)、2026年9月確認)。
主な研究を、実際に論文の要旨を開いて確かめました。
| 研究・資料 | 調べた人 | 分かったこと |
|---|---|---|
| Aron & Aron(1997)人格・社会心理学の学術誌 | 7つの研究(さまざまな対象) | 27項目のHSP尺度をつくり、敏感さは内向性や情緒の不安定さとは一部別の特性だと示した |
| Pluess ほか(2018)発達心理学の学術誌 | イギリスの8〜19歳、計3,581人 | 敏感さの低いグループ約25〜35%、中くらい約41〜47%、高いグループ約20〜35% |
| Lionetti ほか(2018)精神医学の学術誌 | 成人906人 | 高い31%・中くらい40%・低い29%。敏感さは連続的で、3つのグループに分かれる |
| アーロン博士の公式サイト | (解説) | 人口の20〜30%。生まれつきの気質で、100種を超える生き物で見つかっている |
出典:Aron & Aron, Journal of Personality and Social Psychology 73(2), 1997/Pluess et al., Developmental Psychology 54(1), 2018/Lionetti et al., Translational Psychiatry 8:24, 2018(いずれも2026年9月確認)
表から分かるのは、「何%がHSPか」は、測り方と区切り方で変わるということです。よく見かける「5人に1人(15〜20%)」という数字は、今回開いた論文と公式サイトでは確認できませんでした。一方で、今回確かめた研究はどれも「敏感さが高い人は少数派だが、珍しくはない」という点では一致しています。クラスが40人なら、同じような敏感さを持つ人が何人もいてもおかしくない計算です。
もう1つ大切なのは、「HSPだから〜ができない」と決めつけないことです。この分野の研究の理論では、敏感さは「悪い環境の影響を受けやすい」だけでなく、「良い環境からも多くを受け取りやすい」性質として説明されています。環境が合えば、細かいことに気づく力や、人の気持ちをくみ取る力として働きます。
ただし、音や光、においのつらさが強くて生活に支障が出ている、眠れない・食べられない・気分の落ち込みが続いているといった場合は、HSPという言葉で片づけずに医療機関に相談してください。発達特性やほかの不調が関係していることもあり、その見極めは医師に相談することが大切です。発達特性については発達障害グレーゾーン 高校生の記事で詳しく書いています。

学校でつらくなりやすい場面は、音・人数・評価・切り替えの4つに分けると整理できます
人前で声が出なくなる場面緘黙の場合の進路の考え方は場面緘黙 通信制高校の記事にまとめています。
「学校がつらい」を1つの大きな気持ちのままにしておくと、何から手をつければいいか分かりません。HSPの説明で挙げられる特徴(刺激を深く処理する、刺激を受けすぎやすい、感情の反応が大きい、細かいことに気づく)を、学校の場面に当てはめて分けてみます。
| 場面 | 起きやすいこと | 今の学校で試せる工夫 |
|---|---|---|
| 音・光 | 教室のざわめき、椅子の音、蛍光灯のまぶしさで集中が切れる | 席の位置(窓側・前方・出入口から離れた席)を相談する。休み時間は静かな場所へ移る |
| 人数・人の気持ち | 大人数の中で表情や空気を読み続けて消耗する。友達の機嫌が気になる | 一人で過ごす時間を「充電」と決めて確保する。グループ活動の役割を先に決めてもらう |
| 評価・注意 | 人前での指名や注意を深く受け止め、長く引きずる | 発表の順番や形(書いて出すなど)を事前に相談する。注意は個別に伝えてもらう |
| 切り替え・変化 | 席替え、行事、時間割の変更、急な予定変更で疲れが一気に出る | 行事の前後は予定を入れない。予定の変更は早めに教えてもらうよう頼む |
※工夫が認められるかは、学校や先生の判断によります。上の表は相談の材料です。
こうして分けると、「学校そのものが無理」なのか、「特定の場面が重なっている」のかが見えてきます。たとえば、授業は平気でも休み時間と行事がつらいなら、居場所と予定の組み方を変えるだけで楽になることがあります。反対に、4つすべてが毎日重なっているなら、学校の形そのものを見直す段階かもしれません。
文化祭や体育祭がとくにつらい場合は、文化祭・体育祭に行きたくない高校生向けの記事も読んでみてください。
今の学校のままでも、頼めることと自分でできる工夫があります
学校を変える前に、今の学校でできることを試しておくと、あとで「何が合わなかったのか」をはっきり説明できます。これは次の学校を選ぶときの大事な材料になります。
自分でできる工夫
- 帰宅後の最初の30分は、何もしない時間にする。すぐにスマホやSNSを開くと、刺激の続きになります。静かな部屋で横になるだけでも回復の助けになります。
- 疲れを記録する。1週間、「どの時間にどれくらい疲れたか」を5段階でメモします。どの場面が重いかが、数字で見えるようになります。
- 予定の「すき間」を先に確保する。行事の翌日や週末の片方は、何も予定を入れない日にしておきます。
- 音の刺激を減らす道具を使う。ただし授業中の耳栓やイヤーマフなどは、学校のルールがあるので先に相談します。
学校に頼めることの例
- 座席の位置の配慮(出入口やスピーカーから離れた席など)
- 休み時間や疲れたときに休める場所(保健室・相談室など)の使い方
- 発表や指名の方法、グループ分けの配慮
- 欠席した授業の課題の受け取り方
頼むときのコツは、「HSPなので配慮してください」ではなく「何が、どのくらい、つらいか」を具体的に伝えることです。HSPは診断名ではないため、言葉だけでは先生によって受け止め方が変わります。「休み時間の教室の音で頭が痛くなり、午後の授業に集中できない」と伝えるほうが、話が具体的に進みます。上で書いた疲れの記録が、そのまま相談の資料になります。
欠席が増えてきた場合は、出席日数の数え方も確かめておきましょう。高校の出席の扱いは学校ごとに決まっていて、多くの学校は授業時数の3分の2以上の出席を目安にしています。自分の学校の規程を、担任の先生に聞いておくと安心です。

相談先は学校の中にも外にもあります。スクールカウンセラーは制度で位置づけられた専門職です
「こんなことで相談していいのかな」と迷う人は多いと思います。相談は、つらさがもっと大きくなる前に使うものです。
学校の中の相談先
スクールカウンセラーは、学校教育法施行規則第65条の3で「児童の心理に関する支援に従事する」と定められた職員で、この規定は第104条で高等学校にも準用されています(学校教育法施行規則 第65条の3・第104条(e-Gov))。同じく第65条の4には、福祉の面から支援するスクールソーシャルワーカーも定められています。
ただし、スクールカウンセラーが学校に来る曜日や時間は、学校や自治体によって違います。担任の先生や保健室の先生に「カウンセラーの先生と話したい」と伝えれば、予約の方法を教えてもらえます。相談の内容を担任に知られたくない場合は、そのことも最初に伝えておくと、話の扱い方を一緒に決められます。
学校の外の相談先
| 相談先 | どんなところか | 確認した出典 |
|---|---|---|
| 24時間子供SOSダイヤル(0120-0-78310) | 悩んでいる子どもや保護者が、夜間・休日も含めて24時間電話できる窓口(無料) | 文部科学省 |
| まもろうよ こころ | 電話やSNSで相談できる窓口をまとめた国のサイト | 厚生労働省 |
| 地元の教育相談の窓口 | 都道府県・市町村の教育相談。文部科学省のページから探せる | 文部科学省 |
| 医療機関(かかりつけ医・心療内科など) | 眠れない・食べられない・気分の落ち込みが続くときの相談先 | ― |
出典:文部科学省「24時間子供SOSダイヤル」について/文部科学省「子供のSOSの相談窓口」/厚生労働省「まもろうよ こころ」(2026年9月確認)
保護者の方へ。お子さんが「HSPかもしれない」と言ったとき、それを否定も肯定もしなくて大丈夫です。大事なのは言葉の正しさより、「どの場面が、どのくらいつらいのか」を一緒に言葉にすることです。そのメモは、先生やカウンセラー、医師に相談するときにもそのまま役立ちます。
高校選びは「偏差値」より先に、人数・音・登校頻度・スクーリングの4つで見ます
今の学校での工夫を試しても「毎日がつらい」が続く場合や、これから高校を選ぶ中学生の場合は、学校の形そのものから考えます。HSPの人が学校を選ぶときに確かめたいのは、次の4つです。
- 1クラスの人数と、教室にいる時間。人数が少ないほど、読み取る表情や声は減ります。1日に何時間、同じ教室にいるかも見ます。
- 音と光の環境。校舎の場所(大通り沿いか)、教室の広さ、休める部屋があるか。見学のときに、休み時間の様子を見せてもらえるか聞いてみます。
- 登校の頻度と時間帯。毎日か、週に何日か、朝か昼か夜か。体調に波があるなら、登校日を途中で変えられるかも大事です。
- スクーリングの形。通信制高校なら、面接指導(スクーリング)が月に数回なのか、年に数日の集中型なのか、宿泊を伴うのか。ここは通信制を選ぶときに、入学前にとくに確かめておきたいところです。
見学や説明会では、「HSPの生徒はいますか」と聞くより、「疲れたときに休める場所はありますか」「人数の少ないクラスはありますか」「登校日は途中で変えられますか」と具体的に聞くほうが、学校の答えも具体的になります。
どの学校にも向き不向きがあり、「HSPならこの学校」という正解はありません。自分の疲れの記録と照らし合わせて、4つのうちどれがいちばん重いかを先に決めておくと、比べやすくなります。
全日制・定時制・通信制は、刺激の量と登校の形がこう違います
高校の3つの課程を、HSPの人が気にしやすい点で並べました。制度で決まっていることと、学校によって違うことを分けて書いています。
| 見るところ | 全日制 | 定時制 | 通信制 |
|---|---|---|---|
| 修業年限 | 3年 | 3年以上 | 3年以上 |
| 登校 | 平日毎日 | 平日の登校が基本(昼間・夜間など時間帯は学校ごと) | スクーリングの日だけ。頻度はコースで大きく違う |
| 1学級の人数(公立の標準) | 40人 | 40人 | 学級で毎日過ごす形ではない |
| 刺激の量の目安 | 多い(長時間・大人数) | 全日制より短い時間。人数は学校ごと | 自宅学習が中心なら少ない。通学型のコースは学校ごと |
出典:学校教育法 第54条・第56条/公立高等学校の適正配置及び教職員定数の標準等に関する法律 第6条(2026年9月確認)。刺激の量の目安は、制度から見た一般的な傾向です。
通信制高校の卒業の条件は、3年以上の在籍、74単位以上の修得、特別活動30単位時間以上で、単位はレポート(添削指導)・スクーリング(面接指導)・試験で修得します。卒業すれば、全日制と同じ高校卒業です。
通信制高校の「登校の形」がどれほど違うかは、文部科学省の実態調査を見ると分かります。通学の頻度別のコースに在籍する生徒は、次のように分かれていました。
| コースの登校頻度 | 生徒数 | 割合 |
|---|---|---|
| 週5日 | 37,505人 | 12.5% |
| 週2〜4日 | 39,289人 | 13.1% |
| 週1日 | 36,929人 | 12.3% |
| 集中スクーリング型 | 86,961人 | 28.9% |
| その他(月1〜2回・自由登校など) | 99,722人 | 33.2% |
出典:文部科学省「令和7年度 通信制高等学校実態調査」(2026年8月31日公表・調査時点は2025年5月1日。合計300,406人、正規外のコースを含む。週2〜4日は週2・週3・週4の合計)
同じ「通信制高校」でも、毎日通うコースから、年に数日の集中スクーリングのコースまであります。HSPの人は、「通信制」という名前ではなく、コースの登校頻度で選ぶことが大切です。また、2025年度に通信制高校に入学した77,998人のうち、中学3年のときに不登校だった生徒は44,461人(57.0%)でした。学校に通えなかった経験のある人が多く学んでいる場所だということも、知っておいてよい事実です。
※2026年9月時点の情報です。最新は公式でご確認ください。
3つの課程の違いをもっと詳しく知りたい場合は定時制 通信制 全日制 違いの記事、スクーリングの頻度については通信制高校 スクーリング 日数の記事で詳しく書いています。

通信制を選ぶときの落とし穴は「スクーリング」と「ひとりで抱え込むこと」です
通信制高校は、HSPの人にとって刺激を減らしやすい選択肢です。ただし、よくある誤解が2つあります。
誤解1:通信制なら学校に行かなくていい
通信制高校でも、スクーリング(面接指導)は卒業に必要です。集中スクーリング型では、数日間まとめて登校したり、宿泊を伴ったりすることがあります。短い期間に知らない人と長時間過ごす形は、HSPの人にとって毎日の登校とは別の負担になることがあります。
文部科学省の実態調査では、レポートは出しているのにスクーリングに1日も来ていない生徒が8,097人(2.6%)いて、その理由として最も多く挙げられたのは「心身に関すること」でした。入学前に、スクーリングの場所・日数・泊まりの有無・大人数か少人数かを確かめておくことが、途中でつまずかないための大切な備えです。
誤解2:刺激が少ないほど楽になる
家で一人で学ぶ時間が長くなると、今度は「話す相手がいない」「一人で考えすぎてしまう」というつらさが出てくることがあります。HSPの人は、人と関わること自体が嫌いなわけではなく、量と距離感を自分で選びたいという場合もあります。
刺激をゼロにするのではなく、「自分で量を調整できる人とのつながり」がある環境を選ぶと、孤立を防げます。少人数の授業、チャットで参加できる場、決まった担任に相談できる仕組みなどがあるかを見てください。通信制高校での人との関わり方については、通信制高校 友達 作り方の記事にまとめています。
選択肢の1つとしてのニジ高(正直な注意点)
NIJIN高等学院(ニジ高)は、オンライン中心の通信制高校サポート校です。全国どこからでも通え、担任制で学びます。HSPの人が気にしやすい点に沿って、できることを書きます。
- カメラとマイクをオフにして、チャットだけで参加するところから始められます。人の視線や声の多さがつらいときも、自分で量を調整できます。
- 公式サイトでは1クラス8人としています。大人数の教室とは、受け取る刺激の量が違います。
- 生活リズムに波があっても学べるよう、授業のアーカイブ視聴や、中学内容の学び直しに対応しています。
- 全国の仲間とオンラインでつながり、企業や地域と関わるプロジェクトや、生徒が自分たちで企画する行事に参加できます。関わり方の深さは、自分で選べます。
- 途中からの入学(転入・編入)ができ、出願費用は無料です。不登校の生徒を650名以上サポートしてきました(グループ全体)。
そのうえで、正直にお伝えしておくことがあります。
- ニジ高そのものは高校ではありません。高校卒業の資格は、提携する通信制高校に在籍して取ります。
- ニジ高の中でのスクーリングはありませんが、提携校のスクーリングには参加が必要です。宿泊を伴うスクーリングに、ニジ高のスタッフは付き添いません。ニジ高がするのは、日程の調整と準備の支援です。泊まりや大人数が不安な場合は、入学前の相談で具体的に確かめてください。
- HSPかどうかの判断や、体調・服薬などの医療の判断は、主治医や医療機関に相談してください。
- 費用は、提携する通信制高校の分とニジ高の分の両方がかかり、ニジ高の分に就学支援金は使えません。金額は学費のご案内に載せています。
中学生のうちから学校以外の居場所を探している場合は、小中学生向けのNIJINアカデミーという選択肢もあります。
迷ったときの進め方(3ステップ)
- 1〜2週間、疲れの記録をつける。時間帯ごとの疲れを5段階でメモし、音・人数・評価・切り替えのどれが重いかを見ます。これだけで、今の学校で工夫できるのか、学校の形を変えたほうがいいのかの見当がつきます。
- 学校の中の相談先に、記録を持って話す。担任、保健室の先生、スクールカウンセラーのうち、話しやすい人でかまいません。体調の不調が続く場合は、医療機関にも相談します。
- 学校を選び直すなら、4つの点で比べる。人数・音・登校頻度・スクーリングの形を、候補の学校ごとに表にします。通信制ならコースの登校頻度と、スクーリングの泊まりの有無まで確かめます。
どのステップも、今日すべて決める必要はありません。話しながら整理したい場合は、体験説明会・個別相談で状況を聞かせてください。


刺激の量を自分で選べる学び方を、話して確かめる
ニジ高はオンライン中心の通信制高校サポート校で、カメラ・マイクをオフにしてチャットだけで参加するところから始められます。ただし学院は高校ではなく、卒業資格は提携する通信制高校で取り、そのスクーリングへの参加が必要です。泊まりや大人数が不安な点も含めて、個別に相談できます。
よくある質問
A. HSPは医学的な診断名ではなく、心理学者エレイン・アーロン博士が提唱した気質の考え方です。アーロン博士の公式サイトも、自己チェックは診断のためのものではないと書いています。ただ、眠れない・食べられない・気分の落ち込みが続くなど生活に支障があるときは、HSPかどうかとは別に、医療機関に相談してください。
A. 研究によって幅があります。イギリスの8〜19歳3,581人を調べた研究では、敏感さが高いグループは約20〜35%でした。成人906人の研究では31%、アーロン博士の公式サイトは20〜30%としています。「5人に1人」という数字は、今回確認した資料では裏づけられませんでした。
A. そうとは限りません。全日制に通いながら、座席や休む場所、発表の方法などを相談して続けている人もいます。まずは疲れの記録をつけて、どの場面がつらいかを具体的にし、学校に相談してみてください。それでも毎日がつらい場合に、定時制や通信制を比べるという順番がおすすめです。
A. 登校の頻度はコースによって大きく違います。文部科学省の調査では、週5日通うコースの生徒が12.5%、集中スクーリング型が28.9%でした。スクーリングは卒業に必要なので、日数・場所・泊まりの有無を入学前に確かめてください。
A. 否定も肯定もせず、「どの場面が、どのくらいつらいのか」を一緒に言葉にするところから始めてみてください。そのメモは、学校やスクールカウンセラー、医師に相談するときにも役立ちます。24時間子供SOSダイヤル(0120-0-78310)は保護者も相談できます。
敏感さは、合う環境の中では「よく気づく力」として働きます
学校で疲れ切ってしまう毎日の中では、敏感さは欠点にしか思えないかもしれません。けれど研究の理論では、敏感な人は悪い環境の影響を受けやすい一方で、良い環境からも多くを受け取りやすいと説明されています。変えるべきなのは、あなたの性格ではなく、刺激と回復のバランスです。
今の学校で工夫を続けるのも、学校の形を選び直すのも、どちらも自分を守るための立派な選択です。まずは1週間、疲れの記録をつけるところから始めてみてください。
一人で考えていると、答えが出ないまま疲れてしまうこともあります。どの道にするか決める前の段階の相談も受け付けています。

今の学校を続けるか迷っている段階の相談も受け付けています
全国どこからでもカメラ・マイクはオフでOK転入・編入は随時受付
通信制高校サポート校 NIJIN高等学院(ニジ高)/出願費用は無料です。無理に勧めることはありません。
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