「通信制高校に行ったら、大学には行けなくなるのでは」。転入や入学を考えはじめたとき、本人も保護者も、まずここで立ち止まります。周りから「通信制は大学受験に不利」と言われて、不安になっている人もいるかもしれません。
先に結論を書きます。通信制高校を卒業すれば、大学を受ける資格は全日制の卒業と同じです。学校教育法第90条が定める大学の入学資格は「高等学校を卒業した者」で、全日制・定時制・通信制の区別はありません。実際に、国の統計では通信制高校の卒業者のうち2万6,301人(28.6%)が大学等へ進学しています。
この記事では、e-Govの法令、文部科学省の「学校基本調査」と「令和9年度大学入学者選抜実施要項」、大学入試センターの「令和9年度 大学入学共通テスト実施要項」を実際に開いて確認した内容だけを使い、入試方式ごとの向き不向きと、在籍中の学習計画の立て方まで整理します。調べて分からなかったことは、分からなかったと書きます。
サポート校の全体像を、まず1ページでつかみたい方へ
通信制高校との違い(二段構造)、費用と就学支援金、高卒資格と高卒認定の違い、メリット・デメリット、選び方5つの軸をまとめています。
▶ 通信制高校のサポート校とは?費用・選び方・通信制高校との違い
結論:通信制高校から大学進学の早見
- 大学の受験資格は全日制と同じです。学校教育法第90条の「高等学校を卒業した者」に、通信制課程の卒業も入ります。卒業見込みなら共通テストにも出願できます。
- 国の統計では、通信制高校の卒業者9万1,809人のうち2万6,301人(28.6%)が大学等に進学しました。全日制・定時制は62.6%で、差はあります。
- 差の理由は統計からは分かりません。ただ、通信制の入学者の57.0%は中学3年生のときに不登校を経験しており、入学時点の事情が全日制とは大きく違います。
- 入試は一般選抜・学校推薦型選抜・総合型選抜の3つ。通信制で特に確認が要るのは、在籍校の推薦枠と、自分で語れる活動の記録です。
- 共通テストは個人がWebで出願します。令和9年度は2026年9月15日〜10月2日。通信制の卒業見込み者は、住んでいる地域の試験場で受けます。
- 学習計画は「卒業のための単位」と「受験の勉強」を分けて逆算します。通信制の空いた時間を受験に回せるかどうかが、いちばんの分かれ目です。
「通信制だから大学に行けない」は誤解です。卒業すれば受験資格は全日制と同じです
最初に、制度の土台を確かめておきます。学校教育法第90条は、大学に入学できる者を「高等学校若しくは中等教育学校を卒業した者」などと定めています(e-Gov 学校教育法)。ここに課程の区別はありません。通信制高校は、全日制・定時制と同じ学校教育法上の「高等学校」で、同法第56条は修業年限を「全日制の課程については、三年とし、定時制の課程及び通信制の課程については、三年以上とする」と定めています。
つまり、通信制高校を卒業すれば、学歴は「高等学校卒業」です。大学の募集要項にある「高等学校を卒業した者及び卒業見込みの者」に、そのまま当てはまります。
大学入試センターの「令和9年度 大学入学共通テスト実施要項」でも、出願資格は「高等学校又は中等教育学校を卒業した者及び令和9年3月卒業見込みの者」です(大学入試センター 令和9年度 大学入学共通テスト実施要項)。高卒認定試験の合格者(学校教育法施行規則第150条)も出願できますが、こちらは最終学歴が高校卒業にはなりません。
| 項目 | 全日制を卒業 | 通信制を卒業 | 高卒認定に合格 |
|---|---|---|---|
| 大学の受験資格 | ある | ある(全日制と同じ) | ある(施行規則150条) |
| 共通テストの出願 | できる | できる(卒業見込みも可) | できる(合格見込みも可) |
| 最終学歴 | 高等学校卒業 | 高等学校卒業 | 変わらない |
| 大学に出す書類 | 調査書 | 調査書(同じ様式) | 合格成績証明書で代えられる |
文部科学省の「令和9年度大学入学者選抜実施要項」には、大学に提出する調査書の様式と書き方が示されています。通信制も同じ様式で、学年の区分がない単位制の課程では「学年」を「年度」と読み替えて書くことになっています(文部科学省 令和9年度大学入学者選抜実施要項)。書類の上で、通信制だけが別扱いになる仕組みはありません。
※2026年9月時点の情報です。最新は公式でご確認ください。

通信制の卒業者で大学等に進んだのは28.6%。人数では1年で2万6千人を超えます
では、実際にどれくらいの人が進学しているのか。文部科学省の「学校基本調査」(令和7年度・確定値)には、通信制高校の卒業者の進路が載っています。令和6年度の間(2024年4月〜2025年3月)に通信制高校を卒業した人の内訳は、次のとおりです(e-Stat 学校基本調査 令和7年度「高等学校(通信制)卒業後の状況調査」)。
| 卒業後の状況 | 人数 | 卒業者に占める割合 |
|---|---|---|
| 卒業者の合計 | 91,809人 | (全体) |
| 大学等に進学 | 26,301人 | 28.6% |
| うち大学・短大の通信教育部を除く | 22,319人 | 24.3% |
| 専門学校(専修学校の専門課程)に進学 | 21,013人 | 22.9% |
| 就職者(再掲) | 12,989人 | 14.1% |
| 上記以外(進学準備中なども含む) | 23,995人 | 26.1% |
同じ調査で、全日制・定時制の卒業者(2025年3月卒業)は92万9,157人、大学等への進学率は62.6%でした。通信制の28.6%とは、はっきり差があります。この差を隠しても意味がないので、正直に書いておきます。
一方で、見方を変えると、通信制高校から大学・短大に進む人は1年で2万6千人を超えます。通信教育部への進学を除いても2万2千人以上です。通信制から大学へ進むことは、珍しい例外ではありません。
学校の設置者で分けると、公立の通信制は卒業者9,443人のうち大学等進学が17.1%、私立(表の区分どおり)は8万2,366人のうち30.0%でした。設置者や学校によって、進学の状況はかなり違うことがうかがえます。
もう1つ気をつけたいのが、「上記以外」の26.1%です。学校基本調査では、進学でも就職でもない人をこの区分に入れており、その中には大学受験の準備を続けている人も含まれます。卒業の時点で進学していない人の中にも、翌年以降の大学進学に向けて準備している人が含まれている、ということです。
では、なぜ差が出るのか。統計そのものは理由を示していません。ただ、文部科学省の「令和7年度 通信制高等学校実態調査」によると、2025年度の通信制高校の入学者7万7,998人のうち57.0%が中学3年生のときに不登校でした(文部科学省 令和7年度 通信制高等学校実態調査)。まず体調や生活を立て直すことを優先する人、働きながら学ぶ人、専門学校や就職を選ぶ人が多い学校だ、という事情は数字を読むときに押さえておきたい点です。
ここで分かるのは、「通信制だから大学に行けない」のではなく、「大学に行くつもりで準備したかどうか」で結果が分かれやすいということです。在籍する学校の進学実績の読み方は、通信制高校 大学進学実績の記事でくわしく整理しています。進路以外の心配も含めた全体は、通信制高校 不安のまとめで確認できます。

入試は3つの方式。通信制の生徒に向き不向きがあるのは「何で評価されるか」が違うからです
大学の入試方式は、文部科学省の実施要項で「一般選抜」「総合型選抜」「学校推薦型選抜」の3つに整理されています。どの方式でも、通信制の卒業(見込み)者は受けられます。違うのは、何を主な材料に評価するかです。
| 方式 | 主に見るもの | 出願の時期(令和9年度) | 通信制で確かめたいこと |
|---|---|---|---|
| 一般選抜 | 学力検査・小論文など。調査書や面接を組み合わせることもある | 試験は2027年2月1日〜3月25日。出願は大学ごと | 受験科目を独学・塾・予備校でどう補うか |
| 総合型選抜 | 本人が書く書類・面接・小論文など | 2026年9月1日以降(結果は11月1日以降) | 自分の言葉で語れる活動や学びの記録があるか |
| 学校推薦型選抜 | 高校長の推薦・調査書を主な資料に、面接など | 2026年11月1日以降(結果は12月1日以降) | 在籍校に推薦の仕組みや指定校の枠があるか |
実施要項では、総合型選抜と学校推薦型選抜のどちらでも、調査書などの書類だけで決めずに、教科・科目のテスト、大学入学共通テスト、小論文・面接・実技検査など、資格・検定試験の成績のうち少なくとも1つを使うことになっています。書類だけで合否が決まる形にはなっていません。
3つの方式は併用できます。たとえば、秋に総合型選抜を受け、結果が出なければ一般選抜に切り替える、という組み立ては全日制の生徒と同じようにできます。大切なのは、どれか1つに決め打ちせず、自分の材料がどの方式で生きるかを早めに見ておくことです。
総合型選抜は、学校の外での活動や「なぜ学びたいか」を語れる人に向いています
総合型選抜は、本人の意思で出願できる公募制の入試です。実施要項では、志願者本人が書く活動報告書・大学入学希望理由書・学修計画書などを評価に使い、志望分野への意欲や適性を見る面接を行うことになっています。部活や競技の実績を生かして進学したい人は、通信制高校で部活と大学進学を両立する学校の選び方も参考にしてください。
通信制の生徒にとってのよさは、登校日が少ないぶん、自分で選んだ活動に時間を使えることです。資格の勉強、ボランティア、アルバイト、作品づくり、地域の活動など、「なぜそれをしたのか」「そこから何を学びたくなったのか」を筋道立てて話せれば、評価の材料になります。
一方で、注意もあります。
- 活動は、あとから思い出して書くのが難しいものです。やったこと・考えたことを、その都度メモに残しておくと書類づくりが楽になります。
- 実施要項では、どの方式でも調査書の内容を評価に組み合わせることが想定されています。通信制でも、リポートと試験の評定はきちんと積み上げておきたいところです。
- 出願は2026年9月1日以降と早く、高3の夏休みには書類の準備が始まります。
高3の9月から総合型選抜に挑む場合の動き方は、通信制高校 総合型選抜の記事でまとめています。
学校推薦型選抜は校長の推薦が要ります。指定校の枠は在籍校に聞くしかありません
学校推薦型選抜は、出身高校の校長の推薦にもとづき、調査書を主な資料として評価する入試です。実施要項は、本人の意思だけでは出願できず、高校長が推薦するものだと明記しています。大学が高校を指定して枠を出す、いわゆる「指定校推薦」は、この中の非公募型にあたります。
通信制高校にも、推薦で大学に進む生徒はいます。ただし、どの大学の枠がいくつあるか、校内の選考基準は何かは、学校ごとに違い、多くは外に公開されていません。本記事でも、特定の学校の指定校の数は確認していません。入学前や転入前に、学校の説明会で直接聞くのがいちばん確実です。
推薦で見られる調査書の成績には、「学習成績概評」という5段階の区分があります。実施要項で定められている区分は次のとおりです。
| 学習成績概評 | 全体の学習成績の状況(評定の平均) |
|---|---|
| A | 5.0〜4.3 |
| B | 4.2〜3.5 |
| C | 3.4〜2.7 |
| D | 2.6〜1.9 |
| E | 1.8以下 |
この平均は、高校在学中の全期間の評定から計算します。転入した人は、前の学校の成績も調査書に載ります。推薦を考えるなら、高1・高2の評定がそのまま効いてくることを覚えておきましょう。転校と大学受験の関係は、通信制高校 転校 大学受験の記事でくわしく扱っています。
一般選抜は学力検査が中心。通信制の「空いた時間」を受験勉強に回せるかで決まります
一般選抜は、学力検査や小論文を主な資料にする入試です。令和9年度の実施要項では、大学ごとの試験は2027年2月1日から3月25日までの間に行い、合格発表は3月31日までとされています。国公立大学の多くや、私立大学の共通テスト利用入試では、共通テストの成績も使います。
一般選抜では、高校の種類はほとんど関係ありません。当日の点数で決まる部分が大きいからです。そのため、通信制の生徒にとっていちばん公平な入試ともいえます。
ただし、通信制高校の授業やリポートは、卒業に必要な単位を取るためのものです。大学入試の範囲、とくに難関大学が求める演習量までは、学校の課題だけではカバーしきれないことが多いと考えておいたほうが安全です。補い方には、たとえば次のような方法があります。
- 通信制高校やサポート校の進学コースを使う
- 塾・予備校・映像授業を組み合わせる
- 参考書と過去問で自分で進める
通信制高校の実態調査では、通学頻度別のコースの生徒数のうち、集中スクーリング型が28.9%、月1〜2回や自由登校などの「その他」が33.2%でした。登校が少ないコースほど、自由に使える時間は増えます。その時間を受験勉強に回す仕組みを、自分で作れるかどうかが分かれ目です。在籍中に物足りなさを感じたときの勉強の足し方は、通信制高校 勉強 物足りないの記事で紹介しています。

共通テストは個人でWeb出願。通信制の卒業見込み者は住んでいる地域で受けます
国公立大学を目指す人や、共通テスト利用入試を使う人は、大学入学共通テストの出願が要ります。令和9年度(2027年1月実施)の要点を、大学入試センターの実施要項から抜き出すと次のとおりです。
| 項目 | 令和9年度の内容 |
|---|---|
| 出願の方法 | 共通テスト出願サイトでマイページを作り、本人がWebで出願 |
| 出願期間 | 2026年9月15日(火)〜10月2日(金) |
| 検定料 | 3教科以上18,000円、2教科以下12,000円 |
| 出願内容の確認・訂正 | 2026年10月9日(金)〜10月16日(金) |
| 受験票 | 2026年12月上旬までにマイページで取得 |
| 試験日 | 本試験2027年1月16日(土)・17日(日)、追・再試験は1月23日(土)・24日(日) |
通信制の生徒が知っておきたいのは、試験場の決まり方です。実施要項では、卒業見込みの人は「在学する学校が所在する試験地区」で受けるのが原則ですが、通信制の課程の卒業見込み者は、この原則から除かれ、住んでいる試験地区の試験場で受けることになっています。広域通信制で本校が別の都道府県にあっても、本校のある地区まで受けに行く必要はありません。
また、卒業見込みの人は、出願内容を在学する学校に知らせることに同意するかを出願時に登録します。学校の先生に相談しながら出願したい人は、この点も確認しておきましょう。共通テストの出願で通信制の生徒が準備しておきたいことは、共通テスト 個人出願の記事にまとめています。
※2026年9月時点の情報です。最新は公式でご確認ください。
学習計画は「卒業の単位」と「受験の勉強」を分けて、学年ごとに逆算します
通信制高校から大学を目指すとき、いちばんつまずきやすいのは、「卒業のための勉強」と「受験のための勉強」が混ざってしまうことです。通信制高校の卒業には、3年以上の在籍・74単位以上の修得・特別活動30単位時間以上が要ります。この単位はリポート・スクーリング・試験で取るもので、大学入試の勉強とは別に進める必要があります。
そこで、2つを分けて、学年ごとに次のように考えると整理しやすくなります。
| 時期 | 卒業のためにやること | 受験のためにやること |
|---|---|---|
| 高1〜高2の前半 | リポートを期限前に出す習慣をつくる。スクーリングの日程を先に押さえる | 苦手科目の基礎(中学内容を含む)を固める。興味のある分野を探す |
| 高2の後半 | 単位の残りを確認し、高3に積み残さない | 志望校と入試方式の候補を決める。受験科目を確定する |
| 高3の春〜夏 | 前期のリポートと試験を早めに終える | 総合型の書類準備。一般選抜は過去問に入る |
| 高3の秋〜冬 | 後期のリポートとスクーリングを出願日程と重ねない | 9月から総合型、9〜10月に共通テスト出願、11月から推薦、2月から一般 |
とくに高3の秋は、スクーリングや単位認定試験の日程と、入試の日程が重なりやすい時期です。入学や転入の前に、後期のスクーリングがいつ・どこであるかを学校に確かめておくと、あとで慌てずにすみます。
もう1つのコツは、1週間の中で「受験の時間」を先に決めてしまうことです。通信制は時間の自由がある分、何もしない日が続いても誰にも止められません。平日の午前は受験勉強、午後はリポート、のように枠を固定すると、両方が回りやすくなります。

よくある誤解:「調査書で不利」「推薦は無い」「実績が多い学校なら安心」は、どれも言い切れません
通信制高校と大学進学については、半分だけ正しい話がよく出回っています。代表的なものを、確認できた事実と並べておきます。
| よく聞く話 | 確認できた事実 | 考え方 |
|---|---|---|
| 通信制は調査書で不利になる | 調査書は全日制と同じ様式。評定の計算方法も同じ | 課程で差はつかない。評定を積み上げたかどうかで差がつく |
| 通信制には推薦が無い | 学校推薦型選抜は課程を問わない。枠の有無は学校ごと | 在籍校・入学予定校に直接聞く |
| 進学実績が多い学校に行けば大丈夫 | 生徒数が多い学校は、実績の数も大きくなりやすい | 人数の多さより、自分と同じコースの人がどう進学したかを聞く |
| 通信制からは難関大学は無理 | 一般選抜は当日の学力が中心で、高校の種類をほぼ問わない | 学校の課題とは別に、受験の勉強量を確保できるかで決まる |
どの誤解にも共通するのは、「通信制だから」という理由で結論を出してしまうことです。実際に結果を分けるのは、どの方式で受けるかを早めに決め、そのための材料と勉強時間を用意したかどうかです。
選択肢の1つとしてのニジ高(正直な注意点)
NIJIN高等学院(ニジ高)は、オンライン中心の通信制高校サポート校です。全国どこからでも通え、担任制で、カメラ・マイクをオフにしてチャットだけで参加するところから始められます。中学内容の学び直しや、授業のアーカイブ視聴にも対応しているので、生活のリズムに波がある人でも、基礎から学びを積み直すことができます。転入・編入での途中入学もでき、出願費用は無料です。
そのうえで、大学進学を考える人に向けて、先に知っておいてほしい注意点を書きます。
- ニジ高は高校そのものではありません。卒業資格は、提携する通信制高校で取ります。大学に出す調査書を作るのも、在籍する通信制高校です。
- 提携する通信制高校のスクーリングには参加が必要です。ニジ高の中でのスクーリングはありません。高3の秋は、スクーリングと入試の日程を合わせて計画する必要があります。
- 費用は、提携校の分とニジ高の分の両方がかかります。国の就学支援金が使えるのは提携校の授業料だけで、ニジ高の費用には使えません。金額は学費のご案内をご覧ください。
- 指定校推薦の枠や、受験の指導でどこまで対応できるかは、志望や状況によって変わります。この記事では書いていないので、体験説明会・個別相談で具体的に確かめてください。
迷ったときの進め方(3ステップ)
- いまの単位と成績を確かめる。転入を考えているなら、前の学校で取った単位と評定を確認します。卒業までに残る単位と、調査書に載る成績の見通しが立ちます。
- 入試方式の候補を2つに絞る。活動や志望理由を語れるなら総合型選抜、学力で勝負したいなら一般選抜、在籍校に推薦の仕組みがあるなら学校推薦型選抜。1つに決めず、2つを組み合わせて考えます。
- 学校に3つのことを聞く。後期のスクーリングの時期と場所、推薦の仕組みと校内の基準、受験勉強の時間を確保できるコースがあるか。この3つが分かれば、学校選びの判断材料がそろいます。
3つとも、志望校が決まっていなくても進められます。まずはステップ1から始めてみてください。


大学を目指しながら、家から学びを立て直す相談
ニジ高はオンライン中心の通信制高校サポート校です。カメラオフ・チャット参加から始められ、中学内容の学び直しにも対応しています。学院は高校ではなく、卒業資格と調査書は提携する通信制高校が出し、そのスクーリングへの参加が必要です。進学の希望も含めてご相談ください。
よくある質問
A. 受けられます。学校教育法第90条の大学入学資格は、高校の課程を区別していません。国公立大学の多くが使う共通テストも、通信制高校の卒業者・卒業見込み者が出願できます。
A. 文部科学省の学校基本調査(令和7年度)では、令和6年度の間に通信制高校を卒業した9万1,809人のうち、2万6,301人(28.6%)が大学等に進学しました。大学・短大の通信教育部への進学を除くと2万2,319人(24.3%)です。
A. 調査書は全日制と同じ様式で、評定の計算方法も同じです。課程の違いで点数が変わる仕組みはありません。評価を左右するのは、評定の中身や、面接・小論文などでの受け答えです。
A. 学校によります。学校推薦型選抜は課程を問わない入試ですが、どの大学の枠があるかは学校ごとに違い、公開されていないことも多いです。入学や転入の前に、説明会で直接確かめるのが確実です。
A. 受験資格の面では、卒業見込みであれば出願できます。ただし、転入の時期と総合型選抜・共通テストの出願時期が重なるうえ、調査書には前の学校の成績も載ります。転入先で卒業に必要な単位が取れるかを先に確かめてから、受験の計画を立ててください。
通信制を選んでも、大学への道は閉じていません
通信制高校を卒業すれば、大学を受ける資格は全日制と同じです。令和6年度の1年間だけでも、2万6千人を超える人が通信制から大学等へ進んでいます。数字の差があるのは本当ですが、それは「行けない」からではなく、準備の仕方や、入学したときの事情が人によって違うからです。
いま学校に通えていなくても、成績に自信がなくても、今日すべてを決める必要はありません。まずは自分の単位と成績を確かめるところから、1つずつ進めていけば大丈夫です。
家から学びを立て直しながら大学を目指す方法もあります。どの道が合うか迷っている段階の相談も受け付けています。

大学を目指すかどうか迷っている段階の相談も受け付けています
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通信制高校サポート校 NIJIN高等学院(ニジ高)/出願費用は無料です。無理に勧めることはありません。
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